多くのビジネスパーソンが使用しているExcelですが、ファイルを作成する際にセル結合がNG行為であることは割と広く知られています。しかし書類をキレイに見せるにはどうしても中央にテキストを配置したいと思いますよね。そこで今回は、セル結合をしなくても中央にテキストを移動させる方法を紹介したいと思います!
「Ctrl+1」は書式設定のダイアログを表示
セルを結合せずに文字を中央に配置するには「Ctrl+1」を使用しますが、このショートカットキーはセルの書式設定のダイアログを表示するものです。選択セルに対する表示形式や配置、フォント、罫線、塗りつぶしなどを変更することができます。今回設定を変更するものは「配置」になります。
右クリックから選択することも可能ですが、ショートカットキーを使えばより効率的に作業を終えることができるのでキーボード操作がオススメです。
セル結合をしないでテキストを中央に配置する方法
それでは実際に操作方法を解説していこうと思います。操作自体は簡単でセルの範囲を設定するだけです。
[セル結合をしないでテキストを中央に配置する方法]
1.中央に配置したいセルの範囲を選択
2.「Ctrl+1」(セルの書式設定)を押す
3.「配置」タブにある水平方向の配置から「選択範囲内で中央」に変更してOK
4.完成
なお「選択範囲内で中央」で中央に配置した選択範囲内には罫線が描かれません。
縦方向で中央配置はできない
セルの書式設定からテキスト中央に配置できるのは便利ですが、実は縦方向には対応していません。中央に配置させたい場合は手動で真ん中にある行に移動させましょう。
「Ctrl+1」を使ってExcelのNG行為を回避しよう!
今回はセル結合を使用せずに文字を中央に配置させる方法を紹介しました。セルの書式設定はよく使うショートカットキーなので、この機会に一緒にマスターしてみてはいかがでしょうか。
ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース