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「収納棚の選び方がわからない?」収納のプロが“失敗しない選び方“を紹介!

  • 2022.12.9
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画像:筆者撮影

こんにちは、住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザーのぱぱらくです!

「収納棚を固定棚と可動棚どちらにするか決められない…選ぶときの基本の考え方を知りたい!」

棚には固定棚と可動棚がありますが、それぞれどんな場所に向いている機能なのか、きちんと理解できていないという方も多いのではないでしょうか?

棚には固定棚と可動棚の2種類があり、一見すると可動棚の方が使い勝手が良さそうな雰囲気を受けるかもしれません。しかし両者には棚上に載せるものによって向き不向きがあり、収納物によって使い分けるのが良いと個人的には思います。今回は両者の特性を解説するとともに、収納は固定棚と可動棚どっちが良いの?選ぶ時の考え方を紹介します。固定棚と可動棚、どちらを採用するか迷った時の参考にしてみてください。

固定棚とは

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画像:筆者撮影

高さを変えることができない棚。壁に埋め込まれているので、重いものを載せても安心感があります。

可動棚とは

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画像:筆者撮影

高さを自由に変えられる棚。棚は金具に載せたり引っ掛けているだけのものが多いです。

固定棚が向いている場所

 

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GBALLGIGGSPHOTO/Shutterstock

固定棚は下記の場所に向いています。

  • 重いものを収納予定
  • 収納するものが決まっている

電子レンジなどの重たいものや、収納物のサイズが決まっており、棚を動かす必要のない場所では固定棚の方が向いていると言えます。

可動棚が向いている場所

 

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PK-Donovan/Shutterstock

可動棚は下記の場所に向いています。

  • 軽いものを収納予定
  • 用途が決まっていない

日用品のストックや軽めの調理家電の収納であれば、可動棚の方が向いています。用途をしっかりと決めきれない場合にも可動棚の方が都合が良いです。

ただし、板の大きさや厚みによっては棚自体の重量が重くなり、移動が容易ではなくなることも。重く移動しづらい棚は動かすのが面倒になったり、固定棚と変わらない使用方法になってしまう場合もあります。可動棚を採用する場合は、動かす予定頻度によって、棚の重さを調整することも大切です。

我が家の棚事情

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画像:筆者撮影

我が家は電子レンジを置いている棚や脱衣所など「何を収納するか決めていた場所」については固定棚を採用し、他は可動棚にしています。収納するものを決めていた場所に関しては、収納グッズのサイズまで決めたうえで採用しました。固定棚を検討する際は、後悔のないよう「どんなサイズの収納グッズを使うか?」まで決めてから採用すると、失敗を減らせるのでおすすめです。

まとめ

今回は収納は固定棚と可動棚どっちが良いの?選ぶ時の考え方を紹介しました。

固定棚にも可動棚にもそれぞれ向き不向きがある為、収納するものに合わせる事が大切です。

この記事が住みよい暮らしのお手伝いになれば幸いです。



ライター:ぱぱらく(Instagram/@paparaku999
「ままが楽になれば、ぱぱが楽になる」がモットー。自身が注文住宅を建てた経験から、知っておくべき家づくりの知識をまとめるWEBメディア「後悔しない注文住宅マニュアル」を運営。WEBサイトは毎月7万人以上が訪れ、SNSフォロワーは約5万人。男性目線での間取り・収納の考え方がセミナーやSNSで好評を得ている。大手メディアでのコラム執筆、雑誌掲載など多方面で活躍中。
【保有資格】住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザー1級