1. トップ
  2. 「チョコレート」は英語で伝わる?よく聞くカタカナ言葉、正しい発音は?

「チョコレート」は英語で伝わる?よく聞くカタカナ言葉、正しい発音は?

  • 2022.11.30
undefined

「あれ、しっかり英会話に通って勉強したはずなのに、全然通じてない!?」

海外で現地の方と話している際に、このような経験をされたことはありませんか? もしかしたら、それは正しいアクセントを理解していないためだったのかもしれません。

万が一のトラブルを防げるよう、この機会に確認しておきましょう!

“choc-o-late”の正しいアクセントの位置は?

今回のお題は、お菓子の中でも特に人気が高い「チョコレート」。

英語で“chocolate”と書きますが、正しいアクセントの位置がわかりますか?

海外でも食べる機会はあると思うので、ぜひ頑張って当ててみてください!

正解発表!

「言われてみれば、アクセントの位置なんて全然わからない…」

このように悩んでいる方もいらっしゃると思います。

ちなみに、“choc-o-late”のアクセントの位置は“del-i-cate”や“e-du-cate”、“cel-e-brate”などと同じなんですよ。おや? よく見ると、なんとなく共通点がありますよね。

それでは、正解を発表します。

undefined

正解は1音節目の“o”でした!

豆知識

そう!“choc-o-late”のような3音節以上の単語の場合、アクセントの位置は語尾“-ate”の2音節前になるんです。

例として挙げた単語を確認してみましょう。“del-i-cate”は1音節目の“e”、“e-du-cate”は1音節目の“e”、そして“cel-e-brate”は1音節目の“e”。たしかに語尾“-ate”の2音節前にアクセントがきていますね。

なお、“private”(個人の)、“climate”(気候)、“create”(作り出す)は語尾が“-ate”でも2音節前にアクセントがくるルールには当てはまらないのでご注意ください。

ちなみに、“chocolate”の語源が何かご存知ですか?

一説によると「chocolatl(チョコラトル)」なんだそうです。メキシコ先住民が作っていた、カカオ豆をドリンクにしたもので「苦い水」を意味するのだとか。

今日ではお菓子のイメージが強い“chocolate”ですが、歴史的にはドリンクの方が古くから存在していたそうです。確かに言われてみれば、お菓子よりもドリンクの方が作るのは簡単そうですよね。

 

いかがでしたか?

もし、今までアクセントを無視してしまっていた方は、これからはぜひ意識的に取り組んでみてくださいね!

(参考文献:『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館)