「あれ、〇〇って言ったはずなのに、全く違う商品が渡されちゃった…」
英語を話している際に、このような経験をされたことはありませんか? もしかしたら、それは正しいアクセントで発音できていないからかもしれません。
いざという時に困ってしまわないように、自分の知っている単語のアクセントを確認しておきましょう!
“cof-fee”の正しいアクセントは?
今回のお題は、カフェで注文する機会が多い“coffee”。
みなさんは、この単語の正しいアクセントの位置がわかりますか?
日本では「コーヒー」と呼ばれていますが、同じ感覚で発音しようとすると、海外では伝わらない可能性が高いんです…!
正解発表!
単語のはじめにアクセントを置いてみたり、あるいは最後に置いてみたり…。
「ふだんなにげなく使っているはずなのに、よく考えてみると、アクセントなんてぜんぜんわからない…」とお悩みになっている方もいらっしゃるかもしれません。
“de-gree”や“em-ploy-ee”などと同じように、“ee”となっているため、同じように発音する…そのように考えてしまってはいませんか? …残念! これらの単語とは、アクセントの位置が異なっているんです。
それでは、正解を発表します。
正解は1音節目の真ん中でした!
豆知識
“de-gree”や“em-ploy-ee”は、アクセントの位置が“ee”の部分になります。
2つも同じアルファベットが使われていると、どうしてもそこに目がいきがちですよね。しかし、残念ながら“cof-fee”のアクセントの位置は、これらの単語とは異なっていました。
それでは、ここでちょっとした豆知識をご紹介します。
“coffee”は、「カフェオレ」や「ブラック」など、様々なスタイルで楽しむことができますよね。
その中の1つに「ウインナコーヒー」がありますが、みなさんはなぜこのような名称が付いているかご存知ですか?
けっして肉料理である「ウインナー」に由来するわけではないんですよ。
〘名〙 (洋語Wiener+coffee ウィーンが本場であるところからいう) 泡立てた生クリームをたっぷり浮かせたコーヒー。
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
そう! オーストリア共和国の首都である「ウィーン」が、名前の由来となっているんです。
「ウインナーとコーヒーのセットメニューかな?」と、くれぐれも勘違いすることのないようにしてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
せっかく一生懸命勉強したのに、海外で英語が全く通じなかった…なんて悲劇は避けたいですよね。
ぜひアクセントにも気をつけて、実践的な英語力を身につけていってはいかがでしょうか?