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「梂」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.7.4
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「木」も「求」も日常的に使う漢字ですが、これらが組み合わさると何と読むか知っていますか?

そう、今回出題する難読漢字は「梂」。実は、私たちがよく食べている“ある木の実”に関するものなんです。

さあ、正しく読むことはできますか?

「梂」の読み方!

それでは早速、「梂」の読み方を発表します。

こちらは「きゅう」とも読みますが、今回当てて欲しいのは別の読み方! ちなみに、“ある木の実”とはみんな大好きな「栗」のこと。いかがでしょう? 分かりますかね…。

正解は、「いが」でした!

「梂」について

「梂(いが)」は見た目もずばり「栗刺」と書くこともできますよ。こちらはかなりしっくりきますが、なぜ「梂」と書くんでしょう…?

ちなみに、辞典では「梂」について、下記のように記されていました。

クリなどの実を包む外皮。とげが密生している。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p63

 

「葡萄」や「林檎」の皮はむかずに食べることもできますが、さすがに「梂」はちょっと難しそう。かなり硬いですし、鋭いとげになっているため口の中が大変なことになってしまいます…。

ちなみに、「梂」とむいても「栗」には「鬼皮」や「渋皮」もついています。えぐみがあるためこちらも基本的にむきますが、「栗の渋皮煮」のようにあえて残したまま調理する料理もあるんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「梂」は「いが」と読みます。その他に「いが」は「栗刺」や「毬」とも書きます。

あつ〜い夏が過ぎれば、「栗」が旬を迎える秋が到来! ぜひそれまで覚えておいて、時期が来たら家族や友人に出題してみてくださいね。きっと驚かれちゃいますよ!


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