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「鹿驚」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.7.4
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学生時代に修学旅行で奈良公園に行き、そこに生息する多くの鹿(シカ)を見て驚いた、という経験をした方も多いのではないでしょうか。今回はまさにそんな「鹿」と「驚」という2つの漢字を組み合わせた難読漢字をご紹介したいと思います。

いったい何と読むのでしょうか?

「鹿驚」の読み方!

読み方が全くわからないという方にヒントです!この「鹿驚」、多くは田んぼや畑で見かけます。

小さい子が見ると怖がってしまったり、怪談話でも登場することが多いです!また「鹿驚」は人間と同じような「服」を着ています。

ここまで来ればわかった方も多いと思います!

それでは正解を発表します!

正解は「かかし」でした。

「鹿驚」の意味

さっそく「鹿驚(かかし)」の意味を辞書で調べてみましょう!

田畑に立てて鳥獣をおどす人形。[見かけだけは一人前だが、無能な人の意にも用いられる]

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.248

 

「かかし」と聞いてイメージする害獣よけの人形だけでなく、役に立たないような人の意にも比喩される事があるのですね!

また同じ読み方で「案山子(かかし)」という表記もありますが意味は同じです。

まとめ

いかががでしたか?

「鹿驚」は「かかし」と読みます。

「鹿」や「驚」の単体の文字では、決して読まないような読み方でも、二つの言葉が組み合わさる時にだけ読む、特殊な読み方をする熟語があります。

「五月雨(さみだれ)」や「紅葉(もみじ)」などがそうですよね。

他にも面白い読み方をする熟語がたくさんあるので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね!


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