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「壁虎」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.6
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今回ご紹介する漢字は「壁虎」。

読んで字の如く、壁の虎なんて頓知でしか登場しそうにありませんが……。

一体なんと読むのでしょうか?

「壁虎」の読み方!

では、早速「壁虎」の読み方の発表です。

「かべとら」と読んだ方は不正解……!

正体のヒントはトカゲに似た爬虫類。そして、「守宮」や「家守」といった漢字も使用されます。

といえば、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「やもり」でした!

「壁虎」と井守の違いは?

「壁虎(やもり)」を語る上で切っても切れない存在といえば、「井守(いもり)」 。どちらも三文字、かつトカゲに似た風貌ですが……。両者の違いを改めて調べてみましょう!

まずは、「壁虎」から……。

【{守宮}・{壁虎}】〔家守の意〕トカゲに似た、爬虫(ハチュウ)類の小動物。からだは平たく、黒みがかった灰色。夜、出てきて壁などをはいまわり、小さな虫を食う。〔ヤモリ科〕

出典:出典:山田忠雄・倉持保男ら編、大きな活字の新明解国語辞典 第8版(2021年2月1日第1刷)p.1584

 

そして、「井守」ですが……。

池・沼・井戸などにすむ、トカゲに似た両生類。背中は黒みがかった茶色。腹は赤くて、黒色の斑紋(ハンモン)がある。

出典:出典:山田忠雄・倉持保男ら編、大きな活字の新明解国語辞典 第8版(2021年2月1日第1刷)p.102

家の壁などに現れる爬虫類の「壁虎」に対し、池・沼・井戸など水回りに生息する「井守」は両生類と各々活動するフィールドが異なるのですね。

そんな背景を考えると納得の名称ですよね。

ちなみに「壁虎」は「やもり」の他に「へきこ」と読み、別の辞書には

動物「やもり(守宮)」の異名。

出典:北原保雄・久保田淳ら編、日本国語大辞典 第二版 第十一巻(2001年11月20日第1刷)P1212

 

とありましたよ。

まとめ

いかがでしたか?

「壁虎」は「やもり」と読みます。トカゲに似た風貌の爬虫類です。

ぜひ、この機会に「壁虎」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!  


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