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【ゆうこす】が大事にしている“共感SNS”ってナニ?

  • 2020.5.3

「モテるために生きてます!」と発信しているSNSの女王・ゆうこすさん。実は自身のブランドを持ち、人材の育成なども行うビジネスウーマンとしても大活躍中。ファンづくりの秘訣、自己プロデュース力、仕事への思いなど、可愛いだけじゃないゆうこすの魅力をリサーチ。

一人だと視野が狭くなってしまうから、自分の思いに共感してくれる人たちと一緒につくっていきたい

――ファンづくり、コミュニティをつくるのに大事にしていることはなんですか?

「やっぱり事業の立ち上げのときって、最初から共感してくれる人はあんまりいなくて、盛り上がりにかけることって多いと思うんです。やっぱり、つくる側ってどうしても視野が集中するというか、狭くなってくることって多いと思うんですが、私の場合は、実際にユーザーから意見をもらえることが多いので、本当にありがたいですね。だから私は何事も、始めるときはまず自分の思いを発信しています。会社でいう理念みたいなものを出して、そこに共感してくれる人、顧客、ユーザーの人たちと一緒につくり上げていくのが私は好きです」

――仲間みたいな感じですか?

「そうですね。一緒に船に乗ってます、みたいな。いいプレッシャーにもなるんですよね、すごく」

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SNS上で大切なことは「広がっていくこと」と「コミュニーケーション」

――ゆうこすさんが大事にしている、“共感SNS”とは、どういうものですか?

「SNS上で大切なことって、広がっていくこと。すすめたいとか、リツイートとかがそういうことだと思うんですけど、そのためにはやっぱり共感がないとリツイートにも繋がらない。そうしないと広がっていかないので、広げるためにもやっぱり共感って大事だと思うんです。広げる以外にも、SNSってお互いにコミュニケーションが取れることが最大のメリットと言っても過言ではないと思うんです。コミュニケーションを取ろうとするのにもやっぱり共感っていうのが第一歩には必要だと思っているので、『コミュニケーション』と『広がっていく』という、二つの意味で“共感される”ってことが大事だと思います。だから何かを届けたい人は、SNSの世界では共感がないといけないと思っていて、なので共感SNSっていう本もつくりました」

――自己プロデュースの仕方、イメージづくりはどういう風にしていますか?

「こういう自分になりたいとか、自分はこういうキャラだろうとか、そういうのを自分一人で考えたり、狭いコミュニティの中だけで考えていると、どうしても自分バイアスがかかってしまう。はたから見たら『それちょっと違うと思うよ』みたいなことになっちゃうと思うんですよね。なんか超遠回りしてないかな? みたいなことだったり、アイデアも分けづらくなっちゃうと思うんです。だから、自分のことをもうちょっと俯瞰して見るためには、本当に多くの人とコミュニケーションを取るようにした方がいいですね。それはもう意識的にしないとできないので、いろんなコミュニティに顔を出しに行ってみたりとか、幅広い、一つのジャンルだけじゃなくて、いろんな職業の人とか、年齢の方とかのお話を聞いて、それをちゃんと自分の頭の中で、ただ聞いて『なんかすげー』とかだけじゃなくて、自分の中で噛み砕いて、しっかり自分の中で感想を持つっていう、その習慣を持つことが大事。そうすると、自分を俯瞰して落ち着いて見られるし、アイデアも湧いてくるんじゃないかなと思います。私は二年ぐらいのスパンで計画を立てているんですけど、その計画も立てやすくなってくるんじゃないかなって思います」

――二年ごとに計画を立てるのは、何か意味があるんですか?

「なんとなくですね。半年だとなかなか難しくて。半年後にこうありたいっていうことって、半年前からだとなかなか遅かったりするんですよね。なので二年ぐらいが私的にはちょうどいいなって。それは人それぞれだと思うんですけど」

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――SNSでの繋がり方と、リアルな繋がり方って違いはありますか?

「どちらもそんなに変わらないと思っているんですよね。例えば私が『こんにちは。はじめまして、菅本裕子です』ってご挨拶するだけだと、失礼には当たらないですけど、印象には残らないと思っていて。どんなにまだ自分に力がなくても、どんなに無名だとしても、なんとかSNSであがいていくには、どんなに小さなものでもいいので面白い肩書を持つっていうのがまず必要だなと思っていて。あとはキャッチーなものですね。だからさっきの、『はじめまして、菅本裕子です』よりも『はじめまして。モテるために生きてます、モテクリエイターのゆうこすと申します』の方がやっぱり印象に残るじゃないですか。『なんやねん、モテるために生きてるって』みたいな。“モデル”とは言えなくても“モテクリエイター”とは言えるという感じで、そういう小さな肩書を持って、相手にいかに面白がってもらえるかというか。著名な、有名な方になればなるほど、面白さとか興味みたいなアンテナがすごいなって思うので、いかに面白がってもらえるようなことをするか。それが失敗でもいいんですよね、むしろ。どれだけ面白いヤツでいられるかみたいなところは、意識してます」

――発信し続けるって、すごく大変だと思うんですが、自分自身がコンテンツになる難しさや、やりがいなどはありますか?

「自分自身がコンテンツになるって、感情だったりとか思いとかっていうのは、きっと届けやすいと思うんです。それはもう“私”という人であって、人格があって、感情があるので。でも、これが一ブランドだとなかなかしづらいですよね。私も、ブランドをやっているので、ブランドとして感情を伝えるって難しいんです。だから個人でやるメリットとしては、感情が伝えやすいので、ファンを生みやすいところ。応援していただきやすい環境づくりっていうのはしやすいのかなとは思います。けど、それによって難しいところでいうと、やっぱり自分のキャラ立ちに悩んじゃったりとか、途中で方向性変えたいなとか。あとは、一人でやっているので、なかなか悩みを共有することは難しいのかなと思っていて。なので、今は個人が発信して、それが仕事になったりっていう時代で、それはとても素晴らしいことなんですけど、一人一人の自分の心というかメンタルとしっかり向き合って、そこも大事にしていきたい。フォロワーを増やすとかバズるだけじゃなくて、自分の気持ちを大事にしていくっていうのも、これからは大事になってくるんじゃないかなと思います」

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自分が素直に感じたその感情を大事にできるかどうかで、自分らしく生きられるかどうかが決まると思う

――今いろんな事業をやられていると思うんですが、共通するものって何かありますか?

「自分のスキンケアとかカラコンとかアパレルとかのブランドの方でいうと、やっぱり私はモテるために生きてますから、モテを形にしたようなものができたらなと思っています。育成の方でいうと、今までぶりっ子っていうのがまさか職業になるとは全く思ってなかったんですけど、そういう働くことへの新しい概念を、もうちょっとみんなが楽しく持てたらいいなと思います。働く=だるい、きつい、労働みたいになってる人もいると思うので、楽しく、楽しいだけじゃないことは多いんですけど、好きなことで生きていくというようなことを伝えられたらなと思っています」

――TRILLは自分らしさを大切にしているコンテンツなんですが、ゆうこすさんにとって自分らしさとはどんな意味合いがありますか?

「みんなどんな風に答えてるんですか? 私にとっての自分らしさ……。ファン層が20代前半の子が多くて、同世代ぐらいですね、たぶん、就職活動だったりとかで、自分らしさっていうのをすごく考えないといけないとか、問われる世代だと思っていて、結構みんな自分らしさに苦しめられている子もたくさんいるんだなと思っていて。ただ、そんなに難しく考える必要は全くないと思っていて、自分が好きって思うものだったり、嫌いって思ったり、自分が素直に感じたその感情を大事にできるかどうかで、自分らしく生きられるかどうかが決まるんだろうなと思っているので。もちろんそれは、周りの目が気になるのも、SNS世代ですしすごく分かるんですけど、ただやっぱり自分の気持ちを大事にして、そこでプラス、相手の気持ちも尊重してそっちを否定せずに、そこを自分の気持ちと相手の気持ちをうまく混じり合わせて話ができる人っていうのは、それが一番のモテだなって思いますけどね。すごいなと、そういう人でありたいなと思います」

 

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――ゆうこすさんのようにモテるためには、どうしたらいいですか?

「これはなかなか難しいかもなんですけど、どんなものも割と楽しんじゃった方が勝ちなので、楽しむことですね、まず一つ目は。頭にちょっと入れておくだけで、意識するだけで少しずつ変わってくると思います。あとどんなに小さなことでもいいので、自分の好きなところを持つっていうことですね。すると表情にも出てくると思うので。もちろん人と比べて私が劣っているところはたくさんあるし、嫌なところだってあるけど、でも例えば私は発信力だったり、ぶりっ子に対する思いだったり、目が可愛いとか、少しでも持っておくと、表情に表れるのかなと思います。あとは、三つ目に、例えば男性に『分かります』とか、よくある『さすが〜、すご〜い』みたいな応え方をすると、一時的に表面的にモテるかもしれませんけど、そのあとどんどん辛くなってきちゃう。自分にもモテないといけないと思っているので、自分の意見をしっかり持って、それを相手の気持ちを害することなく、自分の気持ちを綺麗に優しくやんわりと伝える。やんわりっていうか、まぁ伝えられるかどうかっていうところが、モテるモテないに結構関わってくるかなと思っているので、常日頃から自分の気持ちと言葉は持つように、それはおろそかにしないようにはしています」

――相手の立場になって考える、どういう風にしたらやんわり可愛く言えるものなんですか?

「それはもう一言では言えないですね。他者への想像力を、それは人によっても全然違うと思うので、それはもう、ゴールもなく、相手のことを考え続けるしかないですね。人は全然違うので、十人十色なので。伝えたい人のことを常に考え続けて、おしはかれる人が、強いと思います」

 

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Movie :Photography & Design:dely
Edit:Natsuko Hashimoto(TRILL編集部)

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