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「あのピンクヘアの双子の正体って?」 世界が注目するAMIAYAが誕生するまで

  • 2019.8.30

世界中から注目を集める日本を代表するファッションアイコン、AMIAYAさん。海外の有名ブランドの広告にも起用されるなど、その勢いは止まりません。そんなお2人の現在に至るまでのお話をたっぷり伺いました!

小さい頃から、PUFFYさんみたいなアイコニックな2人組になりたかった

――モデル、アーティスト、DJ、ファッションブランドのデザイナーなど、多方面で活躍されているAMIAYAさん。そもそもこの業界に入ったきっかけは?

AMIさん「小さい頃からPUFFYさんに憧れていて、PUFFYさんの持つ独特な雰囲気がすごく好きで、2人を目指してこの業界に入りました」

AYAさん「小さい時から、将来はこんなアイコニックな2人組になりたいね! とよく話をしていて。15歳で初めて上京し、当時は読者モデルとは別のお仕事をしていたのですが、その後1度地元の静岡に戻ったんです。17歳の秋に再度上京した頃から読者モデルという活動をスタートしました」

――15、17歳というとお若いですが、上京することができた勇気や原動力ってなんだったのですか?

AYAさん「その当時から若いとか、年齢の枠にとらわれなかったことがすごく大きいのかなと思っています。15、17歳の時、自分たちは若いという、その感覚でやりたいことを選ぶわけではなかったので。自分たちにとって年齢ってなにか判断する時の基準や軸にはならないですね」

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――今では世界が注目する存在の2人ですが、人生の転機は何かありましたか?

AMIさん「2回ぐらいあったね。最初の転機は私たちのファッションブランドを始めた21歳の頃。雑誌のレギュラーモデルが決まったり、自分たちの本を出したりとか、そこが大きな転機でした。次が2年前、28歳で2人でお揃いの真っピンクの髪にした頃です」

――そのお揃いのヘアにしたきっかけはなんだったのですか?

AYAさん「ドルチェ&ガッバーナのミラノのショーに招待してもらったことです。初めて本場のファッションショーを見に行ったんですね。世界中のセレブリティ、モデルやインフルエンサーが集まっていて。その中に突然行った時に、自分たちの存在がどうやったら人の目に止まるようになるのか、すごい考えさせられて。身体も小さいし、埋もれちゃうので。このままじゃダメだなってその時に思いました。帰りの飛行機の中で、ティム・バートンの『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』という映画をたまたま観て。そこに奇妙な双子が出てきて、全く同じ髪型をしていて。それを見た時に、なるほど! って思ったんです。双子って全く一緒の姿なのが印象に残るんだなと。その前までは双子でも、あえてちょっと差を出すほうが、それぞれの個性が立っていいと思っていたので。そこで、自分たちも双子という武器を最大限に使ってみようと思いました」

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――セルフプロデュースがお上手ですね。そのぱっつんボブスタイルも意識的にされたのですか?

AYAさん「このぱっつんとしたラインがあると、すごくモードな印象になって。あとボブだとバランスが良く見える。背が小さいから、首のラインが見えた方が写真に写った時にきれいに見えるっていうのもあって。髪型も重要だなって思いました」

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常にAMIAYAとしてアイコニックであることが大切


――TRILLは、自分らしく生きる、自分の好きなことを実現するというのがテーマになっています。お2人にとって自分らしさとはどういうものですか?

AMIさん「やっぱり2人のオリジナリティをすごく大事にしていることですかね。海外に出た時もそうですが、世界中どこを見ても、AMIAYAのこのスタイルはこれしかないよね! って言われるようなスタイルを作るようにしています」

AYAさん「私たちの1番の強みは双子ということなので、2人のリンク感は大切にしていますね。海外のメディアの方は、双子というのもそうですが、人形とかフィギュアっぽく見えたりする部分に喜んでくれるので、全く同じ格好にしたり。コーディネートもヘアメイクもそうですが、やっぱりアイコニックであることが自分たちらしさかな」

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日本のファッション業界や日本のカルチャーへ還元できる存在に

――すでに日本を代表するファッションアイコンとして活躍されている2人ですが、今、力を入れていることがあれば教えてください。

AMIさん「自分たちもファッションアイコンというのを目標にしてきて、今では海外のお仕事が徐々に増えてきていて。こうやって世界に発信する場所がもっともっと増えるようにこれからもやっていきたいなと思っています」

AYAさん「ファッションありきで自分たちの存在を発信できているので、やっぱりファッションに還元したいなって思っています。もっと発信力や影響力などの力を蓄えて、日本のファッション業界、日本のカルチャーなど、そういったところに還元できる存在になりたい。そして、世界にもっともっと発信できる存在になりたいなと思います」

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――では、そういったファッションアイコンを目指す中で、理想の女性像などはありますか?

AMIさん「先ほどもお話ししましたが、年齢などの枠にとらわれないで、何歳になってもいろんなことにチャレンジしたりと、そういう挑戦をやめない女性になりたいと思います。人にどう見られるかだったり、人の目を気にするのではなく、自分の人生を謳歌していく。そういうことを大切にして生きていきたいなと。そうやってファッションアイコンとして世界で確立された、活躍できる女性を2人で目指していきたいです」

AYAさん「常に自分たちのやりたいことだったりとか、目標を持って楽しむ女性でありたいと思います。やりたいことは尽きないから、目標を常にどんどんアップデートしていって、それに向かって自分たち自身もアップデートして発信していく。そういった作業をすごく楽しんでいて。好きなことを仕事にしてるというのもあるけど、一日一日が、そういう好きなことで溢れてるっていうのがすごく幸せに感じるし、それを仕事にできている今っていうのは、すごく楽しいです」

 

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Movie, Photography & Design:dely
Writing:Rika Iwasaki
Edit:TRILL編集部

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