【長崎編】男女平等が絶対条件！先進的な意識は、異国との交流の歴史から!?

同じ日本女性でも、出身地域によってファッションやライフスタイルは様々に異なります。その多様性を、一緒に感じていきませんか？全国にいるTRILLユーザーのリアルな声を元に、47都道府県それぞれの女子の生態をご紹介する全国女子図鑑。今回は「長崎県」です。

長崎県出身のTRILLユーザーってこんな人！

ワンピ派が圧倒的に多かった長崎女子。中でもシンプルな単色のニットワンピや、スウェット素材のゆるめIラインワンピが人気でした。ミモレ丈で落ち着かせつつ、靴下×パンプスで足元をおしゃれに。レオパード柄パンプスやファー付きカゴバッグなどの小物で、遊び心をプラスします。ヘアはセミロング派が多く、かきあげヘアで女性らしさをキープ。また、メイクは鮮やかな色のリップがブーム。特にティントリップ、クッションファンデなど、韓国の“オルチャンメイク”を、ポイントで取り入れている人もいました。

長崎女子のおでかけスポットは、みらい長崎ココウォークをはじめ、ゆめタウン夢彩都や、アミュプラザ長崎など、いずれも大型の商業施設。観覧車や映画館があるところで一日ショッピングして過ごすことが多いようです。また、長崎空港からLCCが就航してからは、お隣の韓国へ気軽にショッピング＆観光に出かけることもあるようです。

世界新三大夜景に認定されたこともあり、自慢ポイントは「夜景がきれい」だという長崎女子たち。海に広く面している長崎県は、“鶴の港”と称される長崎港を中心に、山々が取り囲む地形によって多くの夜景スポットが点在しています。稲佐山公園や鍋冠山公園から眺める街並みや、グラバー園、長崎県美術館、そしてハウステンボスなどが特に人気。近年は夜景巡りをするために訪れる観光客も増えているようです。

「gram」のプレミアムパンケーキが女子会の主役に！

大阪心斎橋が本店のパンケーキ専門店「gram」が長崎に出店してから、長崎女子が一度は女子会をしたことがある！といっても過言ではないくらい支持されている人気ぶり。数年前から全国的にもパンケーキブームに火がつき、一時期はいろんなお店が話題になっていましたが、長崎で勝ち残ったパンケーキ店がここ、gram。今も、ファンになった人達で、これまで以上に賑わっています。

一番人気は、1日3回・各回20食限定のプレミアムパンケーキ。分厚く3段重なったスフレタイプのパンケーキは、ふわふわのくちどけがたまらない♥と大人気。ボリュームもあるので、ランチがわりに訪れる人も！ランチやティータイム、そして夜カフェと、長崎女子達がこのパンケーキを求めて集っています。

※2020年9月現在は、閉店となっています。

長崎出身女子に聞いてみた！勝手に“長崎女子あるある”

各地域の女性をつかまえて、“あるある”を語ってもらうこのコーナー。独断と偏見を含みます。

女性が強くイキイキとしていて、カカア天下な傾向があります。そして“男女平等”という感覚が強いです。これはかつて、長崎に西洋文化がいちはやく入ってきていた異国情緒ある街だったからかもしれません。好奇心旺盛で開放的な性格なので、なにかとムードメーカー的存在になったりもします。あと、よく九州男児＝亭主関白な男性が多いと言われていますが、長崎の男性は比較的穏やか。…というか、長崎女子は感覚が欧米よりなところもあるので“3歩下がって男性を支える”は、向いていないのかも（笑）。

就職を見据えて、大学や専門学校進学の時点で県外（福岡や、関西方面）に出る人が半数くらいいます。人気の職業は歯科衛生士や図書館司書あたり。資格を取得したら地元でも堅実に働けそう、というイメージがあるからかもしれません。でも実際は、資格を取得したあと、ワーキングホリデイを利用して海外留学する人も多々います。なんだかんだ“楽しいこと”の延長で仕事をしたいので、お給料などの条件面はあまり重視していない印象です。

自分への投資に全力投球する人が多いです。ただ、物を買うというよりも、資格取得や留学などの経験に対して対価を支払います。財布の紐がゆるいのは事実ですが「計画性が無いわけじゃない。必要経費だ！」と、常にプラス思考です。30代になるとさすがに貯金を意識し始め、目標としている大きな買い物はやはり家ですね。

20代で県外に出たり留学をしたりしていても、結婚は長崎に戻ってきてする人も多いですね。男性を選ぶときは“一緒にいて楽しいか？フィーリングが合うか？”が重要。スペックで選んでいる人は少ないです。また、学校を卒業→留学→就職というパターンが多いので、恋愛期間が長いんですよ。5年以上付き合っているとか、遠距離恋愛中なんて人もざらです。

つまり長崎女子って…

男女平等の感覚が根付いていて、男性との相性はフィーリングが重要だという長崎女子。資格取得や留学経験を重視し、生き抜くための術をしっかりと身に付けようとするところが、とても現代的でたくましさに溢れていました。

あとがき

九州だけど、亭主関白な九州男児タイプの男性はNGで、あくまで男女平等であることが絶対条件の長崎女子。それには、昔から西洋文化が根付いていたという背景がかなり影響していましたね。海外への意識が強く、ワールドワイドな感覚が浸透しているのにも納得な結果でした。

次回ご紹介するのは「鹿児島県」です。

▼前回の「熊本県」の記事はこちら
【熊本編】九州で一番アツい!? “火の国”の熊本女子は個性が濃い情熱家！

Special Thanks
ご協力頂いた全国の女性の皆様

※この記事は2019年3月取材時の情報を元に制作したものです。

illustration：ヤベミユキ
Design：Tomomi Hashiba
Edit：TRILL編集部