美容医療の発想から生まれたスキンケアから、野菜がテーマの香水まで注目のアイテムをピックアップ。

BRUTUS

2020.12.29 コロナで気づいた、お金の使い方改革 2020年が始まった時はまさかこんな年になろうとは誰も思わなかったはず。世界中を巻き込み、未だ終息の目処が立っていないコロナウイルス。感染拡大を防ぐため不要不急の外出は控え、仕事もリモートワークが中心。スーパーで買い物するにも入場規制されるなど、今までの生活様式と異なり、戸惑いも生じた。 ステイホーム中、今までの生活を見直す良い機会になったことは事実。私の友人は家中に溢れかえるモノの断捨離をしたと言っていた。ちょっとでも迷ったモノは潔く捨てることにしたら窮屈な部屋がスッキリ片付いてしまったそう。ついでをいえば、ステイホーム前から広い家に引っ越そうと考えていたらしいのだが、モノが減ったことでスペースに余裕ができ、「引っ越す理由がなくなった」と話していた。 別の友人は人間関係の断捨離をしたと言う。「仕方なしで会っていた人とはもう会わない。すると、本当に必要な人が見えてくるんだよね。交際費は大切な人との時間に使いたい」とさっぱりしていた。 この2人に刺激され私も「何かしよう！」と生活環境を整えてみることにした。家にいる時間が多くなるのであれば、心地良い環境を作ることが一番。棚やワゴンを大量に購入し、モノの定位置を作る環境を整えたり、「心地良さの追求」としてタオルやシーツ・部屋着などは触り心地を重視し、買い替えたり。 もちろん、時間に余裕ができたことでスキンケアを見直すきっかけも。肌や髪のメンテナンスもたっぷり行えると気持ち的にも余裕ができる。何と肌のコンディションがすこぶる良くなってしまったのだ。因果関係はわからないが、肌のコンディションが上がると全てのことのやる気スイッチがONになることは確か。 「肌は強くならないと。そしてコスメの効果がわかる肌になりなさい」。今や女性誌の編集長としてバリバリ活躍されている女性から教えていただいた言葉を思い出した。美容の編集やライターの仕事をしているとたくさんの化粧品を試す機会がある。だが、残念ながら私の肌と相性の良くないコスメがあることも、ある。 元々、私の肌はストレスや環境の変化に大きく左右されてしまうため、彼女が言う「強い肌」にどうしたらなれるかいろいろと試してみたことがあった。 それがコロナ自粛がきっかけで肌の調子が整い、（時々、マスクで荒れることはあっても）以前のような肌荒れはなくなった。彼女の言う強い肌になれたかどうかわからないが、今年一番の収穫だったと言える。 そうなると「コスメの効果がわかる肌」を目指したくなるもの。でも正直言うと、この感覚こそ難しい。「この感覚を身につけるにはどうしたらいいのだろう？」「この感覚がわかるようになったらスキンケアが楽しくなるだろうな」と漠然と感じてはいたが、まさかその感覚を得ることができるとは思いもしなかった。 きっかけになったのがスイス生まれのスキンケアブランド「la prairie（ラ•プレリー）」。数あるデパコスの中でもコスメの実力はもちろん、パッケージ、ブランドの世界観など、とにかく「ラグジュアリー」の一言。外商担当の間ではこのブランドのことを知らないと話にならないと言われているほどだ。 高級コスメを使うにはまだ早い、と思っていた私。だが、この自粛期間中にこのブランドの美容液を使ってみると、肌の状態がどんどん良くなっていくことに気づいたのだ。「高級コスメだからでしょ？」と言うかもしれないが、それはあながち間違いではない。 ラ・プレリーの最高峰として作られた「プラチナムレアコレクション」。 肌細胞のすみずみに働きかけ、年齢とともに低下してしまう肌本来の働きを活性化し、生き生きとした生命力あふれる肌を育てる……細かいことはさておき、年齢を重ねて現れるしわ・シミ・くすみ・たるみにアプローチし、活き活きとした肌に見せましょう、という最強ラインナップ。 何年も積み重なってできたエイジングサインを「これひとつで解決できるの？」と疑いたくなるが、翌朝のふっくらともちもちっとした肌触りに、そして、いつもより肌色が明るくなっていた。きっと他人にはわからない、と思う。でも毎日、自分の肌を見ているとその小さな変化を目で肌で感じることができるのだ。 今まで高級コスメを使っていなかったわけではないが、肌が整うとこんなにもコスメの効果を実感できるのかと思うと、ただただ嬉しかった。 となると今まで以上にスキンケアに力が入る。「朝夜の使用がいいのか？」「1回に使う量はどれくらい？」など、自分の肌にベストなお手入れ法を追い求め、試しまくった。 最高峰だし価格だってそれなりにする。でも、試す価値は十分にある。この満足感は年に一度のご褒美として高級バッグや高級ブランドの洋服を買うよりも満たされた。何よりもコスメを使う歓びが毎日の心の豊かさに繋がることを改めて感じることができたから。 美容の仕事に携わっておきながら今、気づくなんて情けなくなるが、この機会に自分の肌と向き合い、とことん磨きあげようと思った。 「キレイな肌ってね、自分のかけがえのない財産だからね」とも。そう、バッグよりもコートよりも尊いモノ。先輩が教えてくれたその言葉を信じて、ね。 PTレア HR クリーム 50mL ￥166,800（税抜き）／ラ・プレリー （Text：長谷川真弓）

TOKYOWISE

スキンケアに求めるのはとにかく効果！しっかりと聞いてくれるものしか使いたくないのは女性の本音。ちょっと高いけれど、使うことで気分も上がって効果も感じられる高級クリームを厳選しました。

美ST

価値観やライフスタイルの多様化により、ウエディングの常識も日々進化する今日この頃。最先端の美容情報とともに、花嫁がチェックすべき注目のビューティーTIPSをご紹介するこの連載。最後となる今回は、表情豊かな瞳のために、目もとケアは抜かりなく。

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ヘアケアにスキンケア、そしてネイルケアまで美容に高い意識を持つ男性が増えてきている中、そんな彼らが実践している美容ルーティンが“実は使える”と話題になっています。特にアメリカの女性たちが参考にしているのが、Netflixの人気シリーズ『クィア・アイ』にフード担当として出演するアントニ・ポ…

beauty news tokyo

「ニベア（NIVEA）」や「ラ・プレリー（LA PRAIRIE）」を傘下に 持つバイヤスドルフ（BEIERSDORF）は、独製薬会社のバイエル（BAYER）から日焼け止めブランド「コパトーン（COPPERTONE）」を5億5000万ドル（約599億円）で買収した。

WWD