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今はじめた人だけが得をする「肌の春支度」

  • 2015.2.21
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寒い冬ももうすぐ終わり…。ついにぽかぽかの春がやってきます! 花や緑も芽吹き心が躍るのもわかりますが、じつは肌にとっては油断大敵の季節。「そういえば春って肌の調子が悪い…」と思い出した方、残寒のいまのうちに、準備しておくことがありますよ!

■経験はありませんか? こんな春の肌トラブル

・触れてもいないのに肌がぴりぴりカサカサを感じる

・不潔にしているわけではないのにニキビができる

・普段使いの基礎化粧品やコスメが急に合わなく感じる

・かゆみを感じる

・頬が赤みを帯びて荒れる

これらのトラブルに思い当たる方、ぜひ読み進めてくださいね。トラブル回避のヒントが見つかるはずです。

■なぜ起こる?

凍えるほど寒い冬から一転、日ごとに暖かくなっていくということは、もちろん朝晩の寒暖差が激しいということです。それだけでも肌にとっては過酷なのに、春は気温が上がっても湿度は低いままのことが多いので、乾燥が起こりやすくなります。さらに、強い春風によってほこりや花粉が舞いますから、知らないうちにほこりや花粉が肌にくっつくこともあります。

■対処するなら「今」から!

まだ寒いのに、今から春のことを考えられない…、という方もいると思いますが、じつは肌のための春支度は、今始めるのがベストといえます。なぜならお肌はターンオーバー(新陳代謝)するものだから。ターンオーバーが約28日周期であることはご存知だと思います。つまり、春本番、肌表面に近い表皮は残冬のうちに生まれる細胞ということ。ですから、今からのケアがとっても重要なのです。

■春の肌トラブルをスルーするための対処法あれこれ

春に残念な肌にならないために、今から始める対処法をご紹介します。

1.ほこりや花粉などのトラブルに強い肌になる

ほこりや花粉が肌に付着するのを完全に避けるのは難しいことです。ですから、たとえほこりや花粉がついてしまっても荒れないような「強い肌」になるために、体中からアプローチしていきましょう。お肌に良いとされるビタミンB1はおすすめの栄養素のひとつ。こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせてお読みくださいね。

もちろん、お肌に良い食物だけではなく、体そのものも丈夫になるようなものも取り入れるのがおすすめです。肌は体の調子を映す鏡ともいわれますから、バランスよくしっかり栄養を摂りましょう!

2.寒暖差や低湿度に負けない肌になる

肌は温度や湿度によって水分と油分のバランスを調整しています。そのため、急激な寒暖差にさらされるとバランスが崩れてしまい、乾燥を招きます。さらに、寒暖差は自律神経にも影響があるといわれており、肌のバリア機能を低下させ、乾燥が起こる場合もあります。

今からおこなう対策としておすすめなのは、体と肌の保湿です。当たり前のようですが、冬に肌のうるおいバランスを崩してしまうと、春の寒暖差にはとても対応できません。冬の内に整えて、万全の体制で春を迎えましょう。

【体の保湿】

肌が乾燥するのは体内のうるおい不足も原因のひとつです。化粧水などの外的ケアももちろん重要ですが、こまめな水分補給を忘れずにおこなうことがまずは第一。寒さを感じると体が渇いていることに気付きづらいものですので、意識して水分を摂るようにしてください。体を冷やさない常温のミネラルウォーターがおすすめです。

【肌の保湿】

乾燥しがちな冬ですから、充分な保湿ケアをおこなっている方がほとんどだと思いますが、もうひと手間、春の肌のために取り入れてもらいたいケアがあります。それは「隙間美容」。保湿成分が配合された化粧水ミストを持ち歩き、仕事の合間やエアコンの効いた部屋に入ったとき、お化粧直しのときなど、隙間の時間にシュッと数回吹きかけて、お肌にうるおいを与える美容法です。

■本当はこわい? 春の肌のはなし

日を追うごとに、朝晩、寒いと暖かいを激しく行ききして、だんだんと暖かいと感じることが増えていきます。暖かい気温からからじわじわと暑くなっていく夏や、徐々に寒さが増してくる秋とはちょっと違いますよね。激しい寒暖差は肌にとってはかなりのストレスです。まだ早いと思っていても、今からしっかり準備して、トラブルのない春を楽しんでくださいね。

(田中 愛)

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