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生物学者が証明!リラックス効果も抜群の「ヨガ」が健康に良い理由

  • 2015.2.19
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若い女性から高齢者まで、幅広く人気のある“ヨガ”。

そのヨガの中でも、とってもポピュラーなポーズ“瞑想”が、ストレスを緩和して、健康や若さを維持するのにとってもいいと言われているのをご存じですか?

でも、あくまで「いいと“言われている”」というだけで、その根拠となるものはあまり知られていません。

実は瞑想には人の健康や若さを維持する、科学的な根拠がちゃんとあるんです。

 

 

■なぜストレスが体に良くないのか?

瞑想のポーズが健康にいい理由を説明する前に、ストレスが私たちの体に与える影響についてご説明しますね。

私たちの細胞はある一定の周期で古くなり、分裂を繰り返しながら生まれ変わっています。

その分裂時に働くのが「染色体」という物質です。理科の授業でも出てきましたよね。みなさん覚えていますか?

細胞が生まれ変わる時に、老化が進むと言われています。細胞分裂は“無限”ではなく“消費”されるものだからです。

具体的にいうと“(染色体にくっついている)テロメア”という細胞が分裂時に働き、最後には分裂できなくなってしまって人は寿命を迎えるそうです。

このテロメアを補修する物質が“テロメラーゼ”と呼ばれるもの。

ですが、ストレスホルモンなどはテロメラーゼの活動を低下させるそうなんです。これが“ストレスが体に良くない”とか、“ストレスが老化の原因”と言われている根拠の1つなんですね。

 

■ストレスホルモンの分泌を抑えテロメアを修復する方法とは?

このメカニズムを発見しノーベル賞まで受賞したエリザベス・ブラックバーン博士は、さらに、ヨガの“瞑想”を習慣としているグループとそうでないグループのテロメアの消耗具合を調べました。

すると、驚くことに瞑想をしているグループの方がテロメアの消耗が少なかったというのです!

それどころか、一部のテロメアには“修復”に似た状態も確認されたそう!

さらに最新の研究は、このテロメア染色体を培養して“若返り”も可能かも!? なんて域まできているんです。

 

東洋医学は西洋医学と比べ、なんだかふんわりとしていて信憑性がない気もしますよね。

ですが、何百年と続けれられてきたこれらの習慣を科学的に調べてみると、きちんと理に適ったものもたくさんあるようです。

瞑想が美容や健康によいというのも、昔の人は体で感じて知っていたのかもしれませんね。

 

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