間違うと肌トラブルに!? 赤ちゃんの正しい入浴方法

【ママからのご相談】

現在1歳の男の子をもつママです。寒い季節になり、子どもとお風呂に入る際に湯船に浸かるようにしているのですが、どれくらいの時間子どもを湯船に浸けていいものか悩んでいます。寒いのでしっかり温まった方がいいのでしょうか? それとものぼせるといけないので、あまり浸からせない方がいいのでしょうか?

●A. 赤ちゃんの入浴時間の目安は3分!

ご相談ありがとうございます。ベビーマッサージ&ベビースキンケア講師のfurahaです。

湯船につかる習慣がある日本。特に冬の寒い季節になると、「お湯に浸かってしっかり温まらないと!」と思うのは当然の感覚だと思います。

でも、ここで注意してもらいたいのが、ご相談にもある赤ちゃんの入浴時間!

実は、赤ちゃんは長時間お湯に浸けない方がいいのです。“すこやか肌を育てる会”の『赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ本』によると、

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『赤ちゃんの入浴時間の目安は3分。3分以上浸かると、体中に赤い斑点ができます。温めすぎによる赤むらで、時間がたつと消えますが、これが出たら温めすぎと思ってください』

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とのこと。

では、なぜ赤ちゃんの入浴時間の目安が3分なのか!? 専門家の意見を参考にしながら、赤ちゃんを入浴させる際の注意点をご紹介していきます。

●お湯の温度は38度〜39度を目安に!

これは育児書などでもよく目にする情報かと思いますが、赤ちゃんに最適なお風呂の温度は38度〜39度。

なぜかと言うと、赤ちゃんが10か月間いた子宮の中の羊水の温度は37.8度、赤ちゃんはこれに近い温度を心地よく感じるからです。

大人の感覚ではぬるめの温度なので、40度くらいまで上げてしまいがちですが、大人にとっての適温は赤ちゃんにとっては熱すぎるということを覚えておきましょう。

●熱いお湯と長時間の入浴は乾燥肌の原因に!

入浴時のお湯の温度が38度〜39度でないといけない理由は、赤ちゃんがその温度を快適に感じるから、ということだけではありません。

実は、熱いお湯は赤ちゃんの肌のうるおい成分を溶かし出してしまうため、肌が乾燥する原因になります。それと同じ理由で、長時間お湯に浸かることも乾燥肌の原因になるのです。

ただでさえ肌がカサカサして大人よりも乾燥しがちな赤ちゃんの肌……肌をきれいに洗うためのお風呂ですが、入浴方法を誤ると逆に肌トラブルの原因にもなり得ることを覚えておきましょう。

また、熱いお湯は乾燥肌の原因になる、というこの理論は赤ちゃんだけでなく大人にも当てはまること! 余談ですが、大人でも乾燥肌に悩まれているという方は、お湯の温度や入浴時間を見直されてみると良いかと思います。

●赤ちゃんの体温は3分でお湯と同じ温度に!

大人に比べて体がずっと小さい赤ちゃんは、すぐに深部まで熱が伝わり、わずか3分でお湯と同じ体温になってしまいます。従って、赤ちゃんを湯船に浸ける時間は3分を目安にしてあげる必要があります!

ママが1人で赤ちゃんをお風呂に入れているというご家庭の場合、ママが体を洗っている間は赤ちゃんを湯船の中で待たせている方が多いかと思うのですが、そうなると入浴時間3分を超えてしまうこともありますよね? 3分というのが理想ではありますが、お風呂はそれぞれのご家庭のライフスタイルによっても変わってくるところ。ママが無理でない程度で、できる範囲で大丈夫なので、赤ちゃんの入浴時間が長くなり過ぎないように注意してみてください。

●入浴後に過ごす部屋を暖めておけば湯冷めの心配もなし!

ここで、37度〜38度のお湯で3分しか浸からないとなると湯冷めをしないのか!? と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。でも、入浴後に過ごす部屋が暖かければ、湯冷めの心配はありません!

脱衣所まで暖房がきいているというご自宅は少ないかと思うのですが、脱衣所が寒い場合はヒーターを使う。赤ちゃんがいてヒーターは使いたくないというのであれば、脱衣所ではなくリビングなどの暖かい部屋で赤ちゃんの体を拭いて服を着せてあげる、というように工夫してみましょう。

熱いお湯に浸かって温まる習慣がある日本人にとっては少し意外な情報かもしれませんが、正しい入浴方法を守って、赤ちゃんとの楽しいバスタイムを過ごしてくださいね。

【参考文献】

・『赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ本』すこやか肌を育てる会・著

●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)

2012年の息子の出産を機にベビーマッサージと出会い、息子が0歳の時にベビーマッサージとベビースキンケアの講師資格を取得。現在は東京と実家がある三重県の2か所で、ベビーマッサージ&ベビースキンケアの親子教室を主催している。また、親子教室の他、ベビーマッサージの講師を養成する資格講座も担当。自身も子連れで資格を取得し現在も仕事をしている経験から、子どもと一緒に仕事をする! 育児と仕事どちらも諦めない! というママの新しいライフスタイルをコラムでも発信していきたいと考えている。

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