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日本語がヘンにならない!? 効果的な“早期英語教育”の取り入れ方

  • 2015.2.10
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【ママからのご相談】

子どもの将来を考えると、やはり幼児期からの英語教育は必要なのでしょうか? 周りにはプリスクールに子どもを入れている家庭もあり、わが家もそろそろ始めるべきかと思いつつも、まだ日本語もきちんと話せないうちから英語を始めると、どちらの言語も中途半端になるのではないか……という心配もあり、踏みきれません。

●A. 早期英語学習は日本語能力発達の妨げにはならない!

ご相談ありがとうございます。自身も2歳の子どもの母親であるベビーマッサージ講師のfurahaです。

早期英語学習は日本語能力の発達に影響を及ぼす、という考えをされる方もいらっしゃいますが、実は専門家からも、

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『日本で暮らす普通の日本人家庭の子どもなら心配は無用』(『0歳からの教育』より)

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との研究結果が発表されており、早期英語学習が日本語能力発達の妨げになることはありません。

むしろ、

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『英語のイントネーションやリズムに慣らすのは早いほうがいい』(『0歳からの教育』より)

ーーーーーーーーーー

という研究結果もでています。

では、どのように乳幼児への英語教育を進めればいいのか? 実際に娘さんへの早期英語教育に成功された先輩ママから、自宅で簡単に始められる英語教育のコツを聞いてみました。

●英語があるのが当たり前! の環境を作ろう!

産まれたときから日本語のシャワーを浴び続けるから日本語が話せるようになるのと同じように、英語にも毎日触れさせてあげることが重要です。

自宅で英語環境を作りたい場合は、乳幼児向けの教材を利用するのもひとつの手です。子どもが自分から進んで使いたい、と思えるような教材を選んであげましょう。それをいつも子どもの手の届くところに置いておく、CDなどは毎日一定時間かけてあげるようにします。

そして、教材で学んだ単語・フレーズがあれば、子どもと一緒に日常会話の中で使ってみましょう。いくらインプットをしっかり行っていても、アウトプットの機会がなければ話す力は身につきません。

●英語は遊び! 英語=楽しいと思わせよう!

早期英語教育で重要なのは、何よりも親子で英語を楽しむこと!

『0歳からやっておきたい教育』(日経経済新聞出版社)が英語を得意とする大学生に行った調査でも、英語ができるようになった理由は、「英語が好きだから」と答える学生の割合が多く、中には、「幼少期からの英語経験が英語への興味と語学力の基礎を育てた」と答えている大学生もいました。

英語の絵本を読んだり、歌を一緒に歌ったり、子ども向けの英語ビデオを一緒に見たり……英語を遊びの一環として取り入れるところから始めてみましょう。

DVDも子どもだけをテレビの前に放置するのは禁物ですが、ママが一緒に子どもと会話をしながら見る分には効果的です。

ここで重要なのは、ママも一緒に取り組んであげるということ! 英語が苦手なママも、子どもと一緒に一から学び直すつもりでやってみてください。ママの気持ちは子どもに伝染するので、ママ自身が楽しむことも大事ですよ。

遊び感覚でやっていくうちに子どもは英語の発音や文法のルールにも自然と慣れていき、英語を感覚的な部分で理解するようになってきます。そして、何よりも英語が大好きになってくれます。

●成果を期待しすぎない! 焦らない!

最後に……小さい子どもへの英語教育に無理強いは禁物です! 無理にやって子どもが英語を嫌いになってしまったら逆効果。

それに、早期英語教育だけで英語が流暢に話せるようになるとも思わないでください。幼少期の英語教育はあくまで成長したときに英語の勉強をしやすい状態を作ってあげるための準備のようなもの。

幼少期から遊び感覚で英語に触れさせることで、感覚的に英語を捉える力と英語が好きという気持ちを作っておいてあげる! これを目的に英語教育を始めてみてはいかがでしょうか?

【参考文献】

・『0歳からの教育 最新版 ニューズウィーク日本版』阪急コミュニケーションズ

(ライタープロフィール)

furaha(ベビーマッサージ講師)/2012年の息子の出産を機にベビーマッサージと出会い、息子が0歳の時にベビーマッサージとベビースキンケアの講師資格を取得。現在は東京と実家がある三重県の2か所で、ベビーマッサージ&ベビースキンケアの親子教室を主催している。また、親子教室の他、ベビーマッサージの講師を養成する資格講座も担当。自身も子連れで資格を取得し現在も仕事をしている経験から、子どもと一緒に仕事をする! 育児と仕事どちらも諦めない! というママの新しいライフスタイルをコラムでも発信していきたいと考えている。

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