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ビジネスマン必見! “睡眠クライシス”になる理由と改善策3つ

  • 2015.2.9
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【パパからのご相談】

最近、疲れがたまっているのかよく眠れず、スッキリと目覚められません。昼間に眠気が襲ってくることもあり、このままでは仕事に支障をきたしてしまいそうです。熟睡するコツや対処法があれば教えてください。

●A. 睡眠不足を改善するには、睡眠不足に陥る原因を取り除き、規則正しい生活を心がけることが大切です。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

睡眠クライシスは、今や日本のビジネスマンにとって他人事ではありません。厚生労働省の国民健康栄養調査(2012)では、20代、30代の男性の4人に1人が睡眠不足であると言う結果が出ています。

なぜ睡眠不足が起こるのでしょうか。解決法と一緒にみていきましょう。

●睡眠クライシスとは

一口に睡眠不足といっても、その内容は人によってさまざまです。慢性的な睡眠不足に悩む人はもちろん、寝付きが悪い人、夜中や早朝に目が覚めてしまう人なども睡眠不足に当てはまります。

人間は心配事を抱えると、緊張やストレスのために一時的に睡眠不足に陥ることがあります。一時的な睡眠不足であれば問題ありません。しかし、長期的に睡眠不足が続くようになると、睡眠の質が悪いために目覚めがスッキリせず、昼間に眠くなって居眠りしてしまい、仕事や日常生活に支障が出てきてしまうケースがあります。

これを世間では『睡眠クライシス』と呼んでいます。あるインターネット調査では、睡眠不足の原因は“ストレス”だと考えている人が圧倒的多数を占めたとされています。

●睡眠クライシスを改善する3つのコツ

睡眠クライシスを改善するには、規則正しい生活を送ること、1.5時間程度の昼寝をすること、病院の睡眠外来を利用し相談してみることなどの方法も臨床研究により有効とされています。しかしながら、忙しく働いており、生活が不規則になりがちなビジネスマンには、これらの方法はなかなか難しいのではないでしょうか。

そこで、睡眠コンサルタントの方の推奨する方法や、睡眠に関する最新の医学論文を参考に、快眠のためにできるちょっとしたコツをご紹介しましょう。

●(1)昼間にガムをかむ

人間は一定のリズムを刻む行動をとることでセロトニンが多く分泌します。セロトニンは睡眠を促すホルモン“メラトニン”に変化するため、ガムをかむ、テンポ良く運動をするなどの行動を日中にしておくのがおすすめです。

●(2)寝室は真っ暗にする

眠るときは、真っ暗な状態にするのが快眠を促すために望ましいとされています。どうしても真っ暗だと落ち着かないという場合には、低い照度の豆電球などを選ぶようにしましょう。

●(3)眠る前にカモミールティーでリラックスする

快眠のためには利尿作用のあるアルコールを控えるのがおすすめですが、ビジネスマンはお付き合いもありますね。そこでおすすめなのは寝る前にノンカフェインでリラックス効果のあるカモミールティーを飲むことです。

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快眠には“規則正しい生活”を送らなければならないと考えてしまうと、それがストレスとなり、余計に睡眠クライシスを助長させてしまいかねません。

気楽に取り組めるものを、1つずつでも良いのでやってみましょう。そうすることで、無理なく睡眠不足の改善につながっていきます。

【参考リンク】

・睡眠障害とは | 睡眠総合ケアクリニック代々木(http://www.somnology.com/dysgraphia/)

(ライタープロフィール)

MAKI(健康・美容ライター)/患者さんと直接対面して接客する機会の多い職場を希望し、調剤薬局やドラッグストアで薬剤師として勤務。大手化粧品会社の勉強会などにも積極的に参加し、美容分野の知識を深める。結婚を機に退職。単なる職場復帰とは違う新しい働き方を模索し、現在は育児のかたわら、資格や経験を活かしてフリーのママライターとして活動中。医療・美容分野だけにこだわらず、様々なジャンルのコラムも執筆する。

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