8歳までが勝負! 子どものやる気を育てるコツ3つ

【ママからのご相談】

4歳の息子のことで相談です。息子はどちらかというと消極的で自分からあまり行動しようとしません。心配で病院に連れて行きましたが異常はないといわれました。私が心配しすぎでしょうか? どんな声掛けをすればいいですか?

●A. 8歳までは認める、褒めるの繰り返しでやる気を育てましょう。

ご相談ありがとうございます。心理食育インストラクターのSAYURIです。

お子さんが積極的過ぎてもハラハラ、消極的過ぎても心配なのが母親ですよね。お気持ちお察しします。さて、今回は脳科学で8歳までがもっともよく活動するといわれている脳のドーパミンシステムからお子さんのやる気を育てるノウハウをご紹介したいと思います。

●子どもにやる気を出させる子育て方法3つ

●(1)小さな成功を大きく褒める

もう4歳であれば、少しくらいのお手伝いはできる年齢です。例えば食事の準備にお茶碗を運ぶことでも、「落として割ったらいけないから」とやらせないのではなく、まずはやらせてみること。

そして、できたら、「ありがとう! よくできたね。ママ助かったよ」と笑顔で褒めてあげる。そんな小さなことからでもいいので子どもに“成功体験”をさせるのです。その達成感や報酬が得られると脳内ではドーパミンが分泌され、やる気が出て積極性が生まれてきます。そして次の目的に積極的に向かうようになり、その目的が達成されるとまたドーパミンが分泌されて積極性が高まります。これを“ドーパミンの繰り返し効果”といいます。

●(2)不足を指摘するのではなく、できたところを褒める

例えば、遊んだあとの片付けを途中でやめてしまったとしましょう。このとき、「どうして最後までちゃんと片付けられないの!?」と叱ってしまいがちですが、「ここまで一人でお片付けできたね」とできた部分を褒めてあげましょう。これはもう少し成長して学校でのテスト結果でも同じです。テストの点数が、たとえママが思っている点数に達していなくても褒めてあげることでドーパミンが分泌され、「次はもっと頑張ろう!」とやる気が出るようになってきます。

●(3)心的欲求を満たしてあげる

人の心的欲求は“認められたい”“褒められたい”“役に立ちたい”の3つだといわれています。このうちの“認められたい”“褒められたい”が満たされると“役に立ちたい”という欲求が出てくるといわれているので、小さなことでもまずはやらせて、認めて褒める繰り返しを根気よくすることで、積極的な優しいお子さんに育たれるでしょう。

【参考文献】

・『「やる気脳」を育てる』澤口俊之・著

(ライタープロフィール)

SAYURI(心理食育インストラクター)/長年の医療機器メーカー勤務の経験から健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーの資格を取得し、健康管理士事務所『優縁』を設立。現在、食で愛を育む食愛ナビゲーターとして、食育の講演や執筆活動を中心に、NPO法人『予防医療推進協会』理事長として、成人向けの生活習慣改善のさまざまな提案を発信中。

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