イケメン=ゲイ説はほんと!? 『ホワイトカラー』のマット・ボマーは愛夫家！

こんにちは！

海外ドラマコラムニストの伊藤ハルカです。

このコラムでは、海外ドラマの裏情報や、海外ドラマに登場する注目のセレブを紹介します。

今回は、つい先日発表されたゴールデン・グローブ賞で、テレビ部門助演男優賞を受賞した、マット・ボマーにフォーカス！ 天才詐欺師とFBI捜査官の名タッグを描いた『ホワイトカラー』で、天才詐欺師ニールを演じたマット。整った顔立ちと、シックでクールなキャラクターに多くの視聴者が釘付けになったことでしょう。今回は、そのイケメン詐欺師ニール改めマットの素顔に迫る！

Astrid Stawiarz／iStock／Getty Images Entertainment

■『ホワイトカラー』のストーリーを簡単にご紹介！

天才詐欺師ニールと、情に厚いFBI捜査官ピーターがタッグを組んで、ニューヨークで起こる知能犯罪を解決していくドラマ。アメリカでは2013年にファイナルとなるシーズン5の放送が終了しています。これまで敵同士だったニールとピーターが、今度は仲間として、テンポよく事件を解決していく様が心地よい作品です。また、美しい古代芸術品の数々を拝めるのも魅力の一つ。美男美女もたくさん登場します！

■ブロードウェイの登竜門、カーネギーメロン大学を卒業！

1977年、テキサス州で生まれたマット・ボマーは現在37歳。地元の高校を卒業後、ペンシルベニア州にあるカーネギーメロン大学に進学します。名門工科大学の1つとして有名な大学ですが、音楽・映像分野も強く、多くのブロードウェイ俳優を輩出しています。マットもここで音楽や映像、演劇の世界に触れ、卒業後から本格的に俳優としてのキャリアをスタートさせます。

Ben Gabbe／iStock／Getty Images Entertainment

■歌って踊れる天才詐欺師？

アメリカにも日本と同じように、お昼のドラマ（アメリカでは、「ソープオペラ」という）があるのですが、マットのデビューは昼ドラの端役でした。その後、人気テレビドラマへのゲスト出演や準レギュラー出演を果たした後、2009年に、犯罪ドラマ『ホワイトカラー』で主演を勝ち取ります。皮肉屋でずる賢くてオシャレな天才詐欺師のニール役はマットにドはまりで、本作はあっという間に大人気に。マットは『ホワイトカラー』の看板俳優になります。本作で大ブレイクしたマットは、2012年に大ヒットハイスクールミュージカルドラマ『glee』にもゲスト出演。大学時代に身につけたであろうダンス＆歌声を披露しています。『ホワイトカラー』のニール役を演じている最中のゲスト出演でしたので、キャラが混同しないか正直不安だったのですが、全く問題なし！『glee』ではメインキャストの気取り屋な兄役を演じきっていました！

■イケメンの意外なお相手は男性…？

正統派イケメンとして女性をキャーキャー言わせるマット。プライベートでは、意外や意外、自身がゲイであることをカミングアウトしています。2011年にPR会社を経営するサイモン・ホールズと同性婚。現在、サイモンがマットとの結婚前に代理出産でもうけた3人の子供たちと、温かい家庭を築いています。時折パパラッチされる子供たちとのショットでは、とても優しい笑顔を見せるマット。

良き夫、そして良きパパであることがうかがえますね。

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■授賞式のスピーチでは、夫、子供たちに感謝！

ここまで、マットのイケメンぶりについてさんざん触れてきましたが、このマット、顔だけではなく、俳優としての能力も優れていることがこの度証明されました。ビル・マーレイやジョン・ヴォイト、アラン・カミングといった名優たちを差し置いて、2015年のゴールデン・グローブ賞で見事、助演男優賞を受賞したのです。

受賞式では、パートナーのサイモンと共にレッドカーペットを歩き、スピーチで、「サイモン、そして３人の子供たちに感謝したい」と語って、周囲をわかせています。

演技者、夫、父、様々な顔を持つマット。どの顔もとても魅力的で、彼のことを知れば知るほど好きになってしまう…。

今後のマットの活躍から目が離せませんね！