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無理しちゃダメ! 妊娠中の引越しをスムーズに行うコツ5つ

  • 2015.2.3
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【ママからのご相談】

現在妊娠4か月です。2か月後に引越し(購入したマンションへ)を控えています。初めての引越しでわからないことばかりなのですが、妊娠6か月での引越しは、どういったことに気を付ければよいでしょうか? アドバイスをお願いします。

●A. 妊娠中のお引越しは周りの協力が不可欠です! ご主人ともよく話し合って進めていきましょう。

ご相談ありがとうございます、転勤族フリーライターのパピルスです。

初めてのお引越しというだけでも不安があると思いますが、妊娠中となればなおさらですね。今回は妊娠中のお引越しをスムーズに行うためのポイントをお話したいと思います。

●料金を節約するのか、体への負担軽減を重視するのかを選びましょう

まず、ご相談者様が妊婦さんということで、お引越しを“標準型”で行うか、“体への負担をできるだけ軽くする”ことを重視するのかという方針をご夫婦で相談する必要がありますね。

●標準型

梱包と荷解きのほとんどを自分達で行う。荷物の運搬や搬送は業者さんにお願いする。

●体への負担軽減型

“おまかせパック”“らくらくパック”などの梱包と荷解きまで業者さんに依頼する。

例えば、妊婦さんでもお引越し準備をご両親などにお手伝いしてくださる方がいるとか、荷造りや掃除などをご主人が主力となって取り組める、などの場合は“標準型”のお引越しも可能でしょう。

しかし、妊娠中は体調が不安定な場合もありますし、無理をして妊娠経過にさしさわりがあっては困ります。ご主人やご家族がお引越し準備に関われそうにない場合や、妊娠経過が心配であれば、“おまかせパック”“らくらくパック”などのオプションプランを利用した方が安心です。

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妊娠中の体調や経過は個人差が大きいため、どちらを選択すべきかは一概には言えません。“おまかせパック”や“らくらくパック”を利用すれば費用負担が増加しますので、コストとメリットについてご夫婦で良く話し合って決めることが大切です。

●引越し準備段階で気を付けること5つ

●(1)病院の転院

お引越し先によっては、現在検診に通っている産科へ通えない場合もありますね。もし病院を転院する予定でしたら、希望の病院は受け入れ可能かどうか、手続きの仕方などを電話で早目に確認しておきましょう。

病院によっては、「初診は○週目までにしておいてください」などの条件がある場合もあります。

●(2)母子手帳

転居先でも、お持ちの母子手帳を使えます。お引越しのドタバタでなくさないように!

●(3)妊婦健康診査受診票

妊婦健診の際、お住まいの(住民登録をしている)市区町村から発行された妊婦健康診査受診票を利用することで、検診費用の一部を公費から助成してもらえるのは、ご存じだと思います。しかし、同じ市区町村内でのお引越しでは、妊婦健康診査受診票の住所を書き直すことで利用できますが、異なる市区町村へ転居する場合は注意が必要です。

まずは、転居先の市区町村に問い合わせをして、現在お持ちの妊婦健康診査受診票が利用できるか確認をしてください。近隣の都道府県では利用できるという場合や、全く利用できないという場合があります。

現在お持ちの妊婦健康診査受診票が転居先で利用できない場合は、役所での転入手続きの際に妊婦健康診査受診票を発行してもらえるか、確認しておきましょう。

発行するにあたって、転居前の妊婦健康診査受診票の“未使用分”を提出してくださいという市区町村もありますので、要注意です。また、妊婦健康診査受診票による助成内容は市区町村によって異なるので、転入先での助成内容を良く理解しておいてくださいね。

●(4)荷造り

重いものを持たない、足場の悪い所に立たないなど、妊婦さんが日頃気を付けていることを一層意識してください。荷造りでは重い段ボールを持ち上げたり、高い所の物を取るような機会が多いので、特に注意してくださいね。

また、間際になって根を詰めて作業するのも体への負担になりますので、今のうちからできるときに少しずつ荷物の整理を始めておきましょう。

●(5)家の掃除

換気扇や窓拭きなど高い所の掃除は家族や業者さんに頼むのがベターです。体を無理な体勢に伸ばしたり、ひねったりも要注意です。妊娠後期に比べてお腹の大きさはまだそれほどではない分、うっかり動いてしまいがちですから、気を付けてくださいね。

荷造りや掃除などで、疲れたなと感じたら無理をせずに横になって体を休めてください。妊娠中のお引越しは家族の協力が不可欠ですので、ご主人ともよく話し合って準備を進めてくださいね。

(ライタープロフィール)

パピルス(フリーライター)/初めましてパピルスです。23歳で結婚して転勤族の妻、いわゆる「転妻」に。以来関東、関西、四国を平均2年毎に転々とする引越生活に突入。途中、夫の長期出張に帯同し、乳飲み子を抱え3か月毎にウィークリーマンションを転々とする日々も1年間経験。独身時代からの引越と長期滞在を合わせると、10都道府県、13市町村に居住。引越は合計8回に。自身の引越経験を元に、引越準備や引っ越し後の生活の作り方、人間関係、親子関係などを中心に執筆活動中。1児(男の子)の母。

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