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「彼のためになら死ねる」という恋って、男子にとっては迷惑なんです

  • 2018.6.14

女子の素晴らしい点って、彼氏ができたら彼氏にすごくのめり込める点です。寝ても覚めても彼氏とか、彼氏のために睡眠時間2時間で仕事に行くとか、彼氏のためならなんでもできると思っているとか、こういうの、男子にはないから。
男子だって、すごく好きな彼女ができたら、相手にのめり込みます。でも男子って「好き」と性的欲求のバランスが女子とはまたちょっと違うので、「おれは彼女のために死んでもいい」と思っている男子はほとんどいません。

■■あれはいったいなんだったんだろう、と思える時

若い男子って、女子もよく知ってのとおり、「好き」という気持ちより性的欲求のほうが強めですよね。これ、なにも「彼女のカラダだけが目当てで付き合っている」わけではないんですよね。単純にホルモンバランスがそうなってしまっているので、性的欲求のほうが強いだけなんです。別の言い方をするなら、性的欲求を「好き」と誤解しているだけなんです。
女子もやがて、性的欲求が強くなって、それが「好き」という気持ちと同じくらいになるとか、性的欲求が「好き」という気持ちを上回る時がやってきます。やってきます、というか、一般論として、そうなる時期があるそうです。
女子は若い頃、どんなにエッチなことが好きであっても、まだ性的に熟しきっていない――こういう説があります。では女子は何歳くらいになれば性的に熟すとされているかといえば、40~50代なんだそうです。どういった観点からなのかは、よくわからないのですが。
なので、この一般論をもとに言えば、そういう年齢のとき、ホルモンバランスゆえ「エッチしたい」という気持ちと「好き」という気持ちがバランス良くなる。あるいは、エッチしたいという気持ちのほうが「好き」を上回る。ゆえに「彼氏のためなら死んでもいい」なんて言っていた若い頃の自分って、あれはいったいなんだたんだろうと思えるようになる――らしいです。

■■すごく幸せかもしれないけれど

「彼氏のためなら死ねる」と思っているあなたのことを、彼氏はそのホルモンバランスゆえ、すごく冷静に見ていたりします。「好きな人のために死んでもいいって、それ、すごくロマンティックなことだけど、でもさ、やっぱヤルべきことをヤッテいたほうが気持ちくね?愛を感じなくね?」と思って見ています。
と、オブラートに包んだ言い方をしてしまいましたが、ぶっちゃけ「おれのために死んでもいいと言っている彼女の気持ちがまったくわからない」と思っています。
さらに言うなら、「おれのために死なれても、それ、迷惑なんだけどな」と思っています。
先に言ったように、これはなにも彼氏があなたのことを愛していないからこう思っているのではないんです。すごく単純な話で、しいて言うならホルモンバランスがそうさせているだけのことなんです。
なのでたとえば、もしも男子の体内で性欲が減って(つまり男性ホルモンが減って)、女性ホルモンが多めになったら、彼はいとも簡単に「おれは彼女のために死ねる」なんて口走るかもしれないんです。

誰かのことを「死んでもいい」と思えるくらい好きになることって、人生の中でそう多くないので、「彼氏のためなら死ねる」と思える人って、すごく幸せな人なのかもしれないですね。
でも極端なことを思ってしまう時って「こういう気持ちって、女性ホルモンのしわざかな」と疑ってみたほうがいいです。男子ならすごく彼女とヤリたくなってモンモンとする時「このモンモンは男性ホルモンのしわざかな」と思って冷静になってみたほうがいいです。
そのほうが恋が長持ちします――と書いても、ホルモンの作用って、「有無を言わせず」みたいなところがあるからむずかしいよね。(ひとみしょう/文筆家)
【今夜はちょっと、恋の話をしよう】
(ハウコレ編集部)

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