英王室のハネムーンにも選ばれたリゾートアイランド、セーシェル。【サマーリゾート2018】

英王室のハネムーンにも選ばれたリゾートアイランド、セーシェル。【サマーリゾート2018】
2018.06.14 10:30
今月はこの夏行くべきリゾートをフィーチャー。フォートローダーデールに続く第２弾は、ウィリアム王子＆キャサリン妃がハネムーンに選んだインド洋のアイランドリゾート、セーシェルだ。エキゾチックな熱帯林に囲まれた中、今年オープンしたばかりのリゾートで、スパや食事を楽しむ極上の滞在を。

インド洋に浮かぶ美しきリゾートアイランド。

インド洋に浮かぶ大小115の島々からなるセーシェル共和国は、その美しさから"インド洋の真珠"とも言われる。首都ヴィクトリアがある最大の島、マヘ島や、世界遺産の「ヴァレ・ド・メ自然保護区」のある2番目に大きなプララン島のほか、"1アイランド1リゾート"と呼ばれるように高級リゾートがある島々が点在し、イギリスのウィリアム王子をはじめ、多くのセレブがハネムーン先に選んだことでも知られている。


マヘ島から230キロメートルほど離れた、手つかずの自然に包まれた南海の楽園、デロッシュ島に、今年3月「フォーシーズンズ セーシェルズ アット デロッシュ アイランド」がオープンした。フォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツにとって、セーシェルではマヘ島に続く2つ目のプロパティだ。

自然と一体化する、森とビーチに囲まれた部屋。

島の南西部に広がる402ヘクタールの広大な敷地には、ヴィラと宿泊棟を含む13の建物が、森に包まれるように点在している。ヴィラは、2人用の「コーラル ビーチ ヴィラ」や「サンセット ビーチ ヴィラ」から、最大16名まで泊まれる「7ベッド プレジデンシャル ヴィラ」、フル装備のキッチンとダイニングルームの付いた3タイプの「レジデンシャル ヴィラ」までバラエティに富み、ハネムーンから長期滞在までさまざまな用途に対応できる。


インテリアは、19世紀のアフリカ探検家の住居をイメージしたヴィンテージ風。海風や波の音、森の緑などを感じることができる開放的な造りになっている。すべての客室はプライベートガーデンとプライベートプールを備え、美しいビーチへ部屋から直接アクセスすることが可能だ。

心とカラダをリフレッシュさせるアクティビティ。

リゾートには、夏の好奇心を満たすさまざまなアクティビティが用意されている。アクティブ派には、SUPやスキューバダイビング、海釣りなどのウォータースポーツから、サイクリング、トレッキング、ネイチャーウォークまで。プラベートビーチのハンモックで揺れながらのまどろみの時間も捨てがたい。


また、専任のヨガインストラクターが常駐しており、ヨガパビリオンやインド洋に面したビーチでクラスを受講することができる。ビギナーでも取り組みやすい「ハタ」や深いリラクゼーションへと導く「ニドラ」など、本格的なヨガプログラムが用意されている。



デトックスタイムは、エキゾチックな熱帯林に囲まれたスパで、オーガニックのスキンケア製品によるプログラムを。サバンナに生育するバオバブの種子やオイル、アフリカ各地で薬草として使われるキゲリア（ソーセージノキ）のエキスなど、自然の中で力強く生きる植物の恵みによって、体が活性化していくのが実感できる。

海と風を感じながら、アイランドスタイルでダイニング。

滞在中の楽しみのひとつが、充実した"食"。メインダイニングの地中海料理「クロディーヌ」は、スペイン料理、ポルトガル料理、ギリシャ料理の定番レシピに、フレンチとイタリアンのエッセンスを加えた料理が人気だ。「ザ デリ」は、ローカルのフルーツ、焼きたてのペストリーとコーヒーというカジュアルな朝食のほか、ビーチサイドやヴィラの中で楽しめるテイクアウトメニューも用意してくれる。


デロッシュ島の南端にあるレストラン「ザ ライトハウス」では、目の前に広がるインド洋の絶景とともに、"海鮮バー"から選んだ生ガキやシュリンプなどの新鮮なシーフードが楽しめる。釣り好きの総料理長オリビエ・バールが、ゲストとともに釣り上げた魚を調理して、テーブルに出すことも。灯台の足許にあるオープンエアのラウンジで、夕日を浴びながらのシャンパンタイムもこの上なくロマンティックだ。

フォーシーズンズ リゾート セーシェルズ アット デロッシュ アイランド （Four Seasons Resort Seychelles at Desroches Island）

Desroches Island, Seychelles

Tel.／+248-422-9400

料金／1室1泊1,540ユーロ～（2018年6月現在）
https://www.fourseasons.com/seychellesdesroches/

Text: Yuka Kumano