秘密の花園？合コン直前の男子のグループLINEを覗いてみよう

合コン当日が近づいてくると、参加者の男女はそれぞれにわかに色めき立ってきます。
いつもはこっち側（女子側）のコミュニケーションにしか加わっていないと思いますが、たまには、あっち側（男子側）の作戦会議を覗いてみましょう。
ということで今回は、合コン直前にある男子グループが交わしたグループトークの内容を、彼らの許可をいただき共有してみたいと思います。
男子の包み隠さぬ本音をとおして、合コンで成功を勝ち取る術を学んでみてください。

■１．「わがまますぎる！ 俺行くのやめるわ」

これは、女子側の幹事が送ってきた「・イケメン ・結婚願望あり ・おごり」という3つの条件がグループトークで展開された直後のある男子の発言です。
まず心得ておきたいのは、女子幹事→男子幹事へのありとあらゆる要望が、他の参加者全員に筒抜けになっている可能性がとても高いということです。
もちろん、合コンに参加する以上はこういった条件を期待しているのは当然だと思いますが、それを実際に口にしてしまうというのはかなりリスキー。
「口はわざわいの元」じゃないですけど、とくに合コンでは、「そりゃそうなったらみんな嬉しいだろうけど、そんなの保証できるわけないよね」みたいなのは、黙っておくのが無難と思います。実際、これを言ってしまったがために、良い男子がやってくるどころか、参加を辞退する男子が出ているくらいなのですから。

■２．「彼女いるって内緒ね」

これは合コン常連メンバーの（ゴミすぎる）発言。ただ、こいつは底なしにゴミではあるのですが、残念ながら、珍しいことではありません。参加者の中に彼女持ちや、場合によっては既婚者までもが紛れ込んでいるというのは本当に多い。
もちろん彼女がいること、奥さんがいることは（結婚指輪を外してでも）隠しますから、この現実を知っておかないといけません。しかもそういう男子が本気で恋人探しにきているわけがありません。
女子が、恋人がいるけど参加するときには、たいてい「彼氏いまーす。人数合わせです」と言うのとは真逆ですね。これについては、１と違くて「彼女いる人絶対にダメだから。そういう人呼ぶならキャンセルだから。そこだけは守ってね」と口酸っぱく言っておかないと、平気で彼女（嫁）持ちを連れてくるのが男子です。

■３．「おごるかは当日次第で」

合コン前から、おごるか、おごらないかの判断をしていないという場合がとても多いようですね。当日の満足次第ではおごるし、そうじゃなければワリカンとか７：３とかにする、ということなのでしょう。当たり前ですが、合コンはキャバクラと違って「男子だけがメリットを得る場所」じゃありません。男子が「おごりたい」と思う、つまり、「すごくよかった」と思ってはじめてそうなるもの。
なので当日、実際にごちそうをしてもらえたら、女性陣はうまくやったということですし、その後男子からのアプローチが生まれる可能性も高いということでしょう。「おごってもらえるかどうか」は当日の出来のわかりやすい採点基準になるのかもしれません。

■４．「この幹事、良すぎ！」

これは、合コン前日に女子幹事が、参加者全員の紹介文を送ってきたのをグループトークに展開した直後の男子たちの反応です。
その紹介文は、「〇〇ちゃん 保険営業、23才、趣味：テニス、幹事から一言：とにかく笑顔がかわいくて、みんなから愛されるマスコット的存在。高校生のときには、サッカー部のマネージャーとしてキャプテンから直々に告白されるほどのモテ女でもある。」みたいに、幹事から女性陣への愛情と、それから男性陣にも本気で彼女たちをオススメしたいという熱意が感じられるものでした。
これを受け、男子たちは「ほんとうに明日楽しみになってきた！」「毎回この子に幹事やってもらいたい！」と大熱狂。
合コンって、当日はたったの数時間しかないんだけど、準備の段階でこれだけ印象を上げられれば当日も盛り上がること間違いないですよね。幹事の重要性を思い知らされる出来事でした。人数集めだけが仕事じゃないんですよね。こうやって頑張りを見せれば、当然、男子側の幹事も素敵なメンツを揃えるのに尽力してくれるはずので、最終的にはウィンウィンです。

■おわりに

合コンは、始まる前からスタートしている。そりゃそうです。デートだって、スケジュール調整、お店選び、前日の打ち合わせの印象が悪けりゃ、行きたくなくなったり、行ったとしてもテンションが低かったりするんですから、合コンだって「当日がんばりゃいい」とはいきません。実際にはこうやって男子側のグループトークを覗き見ることはできないでしょうけど、その内容を想像しながら、入念な準備をして合コンに臨んでくださいね。（遣水あかり／ライター）
（ハウコレ編集部）