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ご機嫌なカップルになりたいなら「勘違い力」を磨こう

  • 2018.6.10
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カップル同士のコミュニケーションって、普通の人とは違って色々厄介な感情に悩まされること多いですよね。


普通の人なら嫌いなところが見つかったらただ嫌いになればいいですけど、好きな人だと好きなところがある分、「そこさえ直してくれたら!」という期待が出てきてしまいます。


また他の人に言われても「うっさいわボケ」で流せるようなからかいやちょっとした悪口でも、恋人に言われると「そんな酷いこと言わなくてもいいじゃない!」と必要以上に気にしすぎてしまう。


それってやっぱり相手が「好き」だからだと思うんですよね。


どうでもいい相手だったらそんな複雑な感情に悩まされないですもんね。


そういった感情を楽しむこともまた恋愛の醍醐味の一つでもありますが、今回はその「好きだからこそ」の気持ちを利用して、恋人とのコミュニケーションにおけるストレスを激減させ、かつご機嫌にさえなってしまう方法をご紹介します。

恋人の職場での愚痴を幸せな言葉に変えてしまう魔法

愚痴は愚痴を引き寄せる?
ところで僕は愚痴が嫌いです。基本的にネガティヴなワードなので、できるだけ言いたくないという気持ちがあります。


ですので人の悪口や陰口も言わないようにしています。そのほうが毎日が楽しいからです。


ただ、妻の職場にはものすごく仕事のできない人がいるようで、彼女は職場で感じたストレスを日々僕に共有してくれています。


最初はその愚痴を聞くのが嫌で正直「そんなしょうもない人のためにいちいちストレス抱えなくてもいいじゃない。」と内心思っていました。


そしてそのうち「仕事ができないその人」にも若干怒りが湧いてきて、顔も見たことがないのに「お前が仕事ができないせいで、妻がストレス抱えてるじゃろがい」と思うようになってしまっていたのです。


しかしここで妻に「職場での愚痴を言うのやめない?」というのは夫としてセンスがないというもの。


どうしたら自分だけでこの「愚痴の連鎖」を止められるかを考えたときに思いついたのが、「自分をご機嫌にさせる勘違い」なのです。


全てにおいて自分に都合の良い「勘違い」をする
まず最初に、妻が家で愚痴をいうということは、裏を返せば「コイツには愚痴を言っても受け止めてもらえると思われている」という勘違いをスタートさせます。


それが事実だとすれば、妻は愚痴を言いたくなるくらい家では安心できている、ということが予想できます。


それはすなわち、自分が夫として妻に居心地のいい環境を提供できているということであり、これだけ世の中に夫婦関係の悪い家庭がある中で、自分は夫レベルがかなり高い位置にいるのではないか、ということまでも考えられるわけです。


つまり、妻から愚痴が出る=自分の夫としてのレベルが高い、ということに他ならないわけです!!


ね、素晴らしい「勘違い」でしょう?

自分に都合のいい勘違いは「ご機嫌」の循環を作る

この勘違いをさらに発展させていきます。


そもそも妻の職場にいる「仕事のできない人」、この人無くして妻の愚痴は生まれませんでした。


そして、僕の夫レベルの高さもこの人の存在ゆえに証明されたわけです。


そうなると僕はこの人に感謝したくなってくるわけです。


「あなたが仕事ができないおかげで僕の夫としての価値が上がり続けています。どうかできればそのまま仕事のできない人のままでいてください(妻にとっては迷惑な話ですが)」


こうなってくるともう僕の頭の中には負のオーラは生まれません。


むしろ赤の他人への感謝、妻から信頼されている安心感、夫としての自己重要感など、ご機嫌な要素しかないのです。


思い出してください。
この循環、全ては僕の「勘違い」から始まってるんです。


このように全ての事象を自分にとって都合のいい「勘違い」に置き換えることで、自分一人の力でご機嫌マインドが作れます。
人から発生する負のオーラはコントロールすることはできませんが、その負のオーラを利用して、自分から正のオーラを巻き起こすことができます。


恋人とのコミュニケーションにストレスを感じたら、「自分にとって都合のいい勘違いはできないか?」を考えてみてください。


そうすれば少なくともあなたとあなたの恋人は「ご機嫌な」状態が続いて行くと思いますよ!(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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