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【冨永愛、モデルへの道 Vol.12】心と体の食事(後編)

  • 2018.6.7
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自宅で作ることが多い私のメニューといえば、朝は青汁、季節のフルーツ、ヘンプシード、ナッツをヨーグルトで。
昼は大盛サラダに、シャケのカマ焼きとゴマ納豆、茶碗に軽くご飯。
夜は息子用に作るおかずが、肉!コッテリ!ガッツリ!というまさに育ち盛りの男の子向けのメニューが多いので、それは軽く食べるくらいにする。プラス、わかめと豆腐の味噌汁、自家製のぬか漬け。

そして夜9時以降の食事はしない。

大体こんなメニューなのだが、これは決してダイエットメニューではない。
私にとっては、これが今の自分に合った “体に美味しい”食事なのだ。
極度な制限はしないが、腹八分目におさめておく。
そしてたまには食べたいものをお腹いっぱい食べるのも楽しみの一つだ(笑)

モデルの痩せすぎ問題も長いこと話題になってきたけれど、勘違いしちゃいけないのは、細いから美しいわけではなく、健康的あることが美しいことの大前提で、人それぞれのベストな体型があるということ。
それが、尊重されるべき個性なのだ。
私も健康的な体を作るために日々奮闘している。
そんな私が辿り着いたこのメニューは、今のところのベストな食事と言えるけれど、年齢や体調に合わせてこれからも変化していくだろう。

実はとてもおはあちゃん子な私、祖母から教わったのが、”まごはやさしい”という言葉だった。
これは健康的でバランスの良い食事をするのに役立つ食材の覚え方なのだが、私にはとても納得出来るバランスだったので、日々の食生活の物差しにしている。

ま・豆類
ご・ゴマ
は(わ)・わかめ(海藻類)
や・野菜
さ・魚
し・しいたけ(きのこ類)
い・芋

一日でこの食材をバランスよく食べることが健康の秘訣だと、祖母がよく言っている。
現在86歳の彼女がとても元気なのは、もしかしたらこういった食事を心がけているからなのかもしれない。

これは伝統的な和の食材であり、こういう日本型の食生活をするというのは、私たちの遺伝子レベルでも”美味しい”ものなのだろう。

今ではスーパーフードなどの健康に良いとされる食材が流通し、スーパーでも簡単に手に入るようになった。
多くの選択肢があるからこその迷いはあるけれど、基本的にはシンプルな ”まごはやさしい”の和食ベース。
自分が食べたいと思うものをうまくアレンジすることで、”体に美味しい”と思える食事をいただくようにしていきたいものだ。
参照元:VOGUE JAPAN

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