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カニエ・ウェスト、黒人奴隷に関する問題発言後にアルバムを書き直していた。

  • 2018.6.5

Photo: Splash/AFLO

カニエ・ウェスト(40)は先月、オピオイドへの依存を認めたことや、黒人奴隷に対する問題発言で非難の的になったことを受け、アルバムを白紙に戻していたという。つい先日全7曲のニューアルバム『Ye』を発表したカニエだが、TMZとのインタビューの中で黒人奴隷が「選択」であったとコメントしたことにより、大きな非難を浴びたことから、収録予定だった曲の歌詞も問題視される可能性があると気づき、一部修正や全ての書き直しをするに至っていたそうだ。

ラジオのパーソナリティであるビッグ・ボーイとのインタビューの中でカニエはこう明かす。「TMZの一件のあと、アルバムを全部やり直したんだ。もう一面に飛び交っているような状態だったから、すべての小節でなんでもそれに関連付けられるような言葉を念入りにチェックした。直接それに関する小節もあったから1つは完全に取り除いたよ。あまりに公にしにくいものだった。あのテーマについてだったから。だから入れるのはやめた。『とにかく今はただリラックスして、音楽だけ作り続けよう』って気分だったよ。1人の息子として、世界という家族の一員としてそうするべきだと思ったんだ。俺の意見には同意しないかもしれないけど、俺は世界という名の家族だろ。だからみんな俺を見捨てないんだ。もう15年か18年くらいこの業界にいるけど、俺ができる最良のことと言えば、スタジオに座って、自分が得意とすることをスタッフと続けていくことなんだと思う」

そんなカニエの新作は、とても個人的なアルバムになっていると呼び声が高く、本人はそれがスタジオで自分の気持ちに向き合った結果だと考えているようで、「とにかく大衆の意見に反対しようとする自分から来ていると思う。それに自分の意見を見つけることが出来たんだ。俺は自分の意見というところか始める。アーティストの中ではよくある話さ。自分の意見から始めるんだけど、他人のためのレコードをたくさん作る状態になったりして、その人たちが満足するかどうかを考えるようになるのさ」「だから俺は毎朝『この曲は俺を幸せにしてくれるか?またやりたいと思う曲かな?泣ける歌か?ここから発展するような曲か?』って常に自分に尋ねてた」「30代後半になると『誰の音楽も聴きたくない』なんて方向になったりするような気がする。俺はただ芸術という場所にたどり着いただけの話さ」と説明した。
参照元:VOGUE JAPAN

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