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まるでお花のよう♪ナチュラルでエレガントな魅力漂う多肉植物「エケベリア」をご紹介

  • 2018.6.4

スイレンやバラなど、八重咲きの花を思わせるようなシルエットがエレガントな「エケベリア」。特に女性人気の高い多肉植物です。その上品でナチュラルな雰囲気から、インテリアとしても人気が高いんですよ。今回は、そんなエケベリアの魅力についていくつかご紹介していきます。

上品な雰囲気が魅力の「エケベリア」

メキシコをはじめとする中南米原産の多肉植物

エケベリアは、肉厚で鮮やかなグリーンの葉っぱが、バラの花のような形を作る多肉植物です。そのエレガントな佇まいで根強い人気を誇り、女性を中心にインテリアとしても愛されています。 

中南米原産でありながらも、日本の気候に適応しやすく丈夫なため、初心者でも安心して育てられるのもエケベリアの魅力です。また、「ダイソー」や「セリア」といった100円ショップでも見かけることができ、気軽に入手しやすいのも人気の理由と言えます。

エケベリアの育て方で気を付けるべきポイントとは?

水はどのくらいあげるの?

例えば、水やりをする回数。初心者でも育てやすいエケベリアですが、いくつか注意すべきポイントがあります。季節によって異なり、春と秋は土が乾いたら底から水漏れするくらいたっぷり水を与えたほうが良いのですが、休眠期である夏と冬はほぼ与えません。これは、あえて乾燥状態にすることで、根腐れや冷えなどによる温度障害を防ぐためです。 

日光浴させるときに気を付けるべきポイントは?

サボテンなどほかの多肉植物同様に、エケベリアも日光を好みますが、あまり強めの直射日光は葉焼けなどを引き起こすため避けましょう。高温多湿は苦手なので、風通しが良く日当たりの良い場所に置くのがベストです。 

やり方次第で増やすことも可能

エケベリアも、やり方によっては一つの株から複数のものに増やすことができます。方法は「葉挿し」や「挿し木」、「株分け」などがあり、特に葉差しはちょっとしたことで取れてしまった葉っぱでも行え、素材があれば気軽に増やせますよ。 

育て方次第では、可憐なお花を咲かせる

こちらのエケベリアの画像をよく見ると、細い茎の先端に小さなつぼみが付いているのが分かりますか?エケベリアもサボテンなどの多肉植物と同じように、育て方によっては色鮮やかで優雅な雰囲気の花を咲かせることがあります。 

咲く時期は春から夏にかけて、所謂花茎をにゅっと伸ばして、オレンジや赤といった鮮やかな色彩の花を咲かせます。華やかで生命力を感じさせる花は、エケベリアのエレガントな佇まいと相まって実に趣深く、花言葉である「風雅さ」にふさわしいものです。 

多種多様な姿を見せるエケベリア

およそ180種類もあるエケベリア

エケベリアは種類も多く、原産地であるメキシコをはじめとする中南米などに生息するものも合わせて、180種類もの品種があります。葉の形や模様だけでなく、葉の色も、オーソドックスなグリーンのほか赤や紫と多種多様で、実に奥深い魅力にあふれています。 

鮮やかなエメラルドグリーンが美しい「養老」は、エケベリアの中でも根強い人気を誇る品種です。まるで蓮の花やバラを思わせるシルエットに心惹かれる人も多く、また風水でも縁起の良い植物とされることから、プレゼントにもおすすめ。 

エケベリアの中でも特に珍しい班入りである「ルノーディーン」は、一株1万円もするほどエケベリア属の中でも高級な品種です。クリーム色に淡いグリーンのコントラストが実にエレガントで、かつバラを思わせる華麗なフォルムは、まさに自然の宝石と呼ぶにふさわしい美しさです。 

まるでフリルのようにウェーブがかった葉っぱが特徴的な「シャビアナ」も、人気の高い品種の一つ。オーソドックスなグリーンから、こちらの画像のようにパープルのものまでカラーバリエーションも豊富です。 

「七福神」は、まるでバラやラナンキュラスなどを思わせる愛らしいフォルムで、エケベリア属の中でも非常に人気が高い品種。淡く上品なグリーンの葉っぱは、秋冬に先端部分を紅葉させ、そのコントラストの美しさが実に魅力的です。 

お気に入りの容器に植えて、オシャレなインテリアとして楽しめる

単品や寄せ植えなど、多種多様な方法で楽しめるのが魅力

エレガントで女性的なフォルムながらも、どのようなスタイルにも合わせやすいのがエケベリアの魅力と言えます。例えば、ラフでキュートな鉢植えに植えてみることで、エレガントなだけでなく、親しみやすい雰囲気を演出することができますよ。

また、小さめの株を寄せ植えして楽しめるのも、エケベリアの魅力の一つ。丸い容器に小さめのエケベリアをはじめ、セダムといった多肉植物も一緒に植えることで、まるで花束やフラワーアレンジメントのように楽しむことができます。 

繊細な見た目とは裏腹に丈夫なエケベリアは、容器の種類を問わず植替えできるのも魅力です。こちらは、ジュースなどの空き缶にユーズド感あふれるリメイクを施したもの。ヴィンテージな雰囲気が、エケベリアのナチュラルかつキュートな魅力を引き立たせています。 

容器の形を工夫して寄せ植えすることで、まるでフラワーアレンジメントのように楽しむこともできます。こちらは、ドーナツ型の容器にエケベリアをはじめとする多種多様な多肉植物を寄せ植えしている実例。ボリューム感とチャーミングな魅力あふれるリース風に仕上がっています。 

エケベリアの仲間、「ベンケイソウ科」の多肉植物たち

エケベリアと同じく、大輪の花を咲かせたようなシルエットが魅力的

こちらの「朧月」は、エケベリアと同じベンケイソウ科の多肉植物である、「グラプトペタルム」の一品種。大輪の花を咲かせたような優雅なシルエットで、多肉植物愛好家から高い人気を誇ります。葉っぱは触るだけで落ちてしまうほどデリケートなので、注意が必要です。 

ダリアを思わせるような華やかな姿が美しい「センペルビウム」も、エケベリアと同じベンケイソウ科の多肉植物。寒さに強く、雪にも強いのが特徴で、秋冬の寒い時期になると葉っぱが紅葉するところも魅力です。 

こちらは、「アエオニウム」と呼ばれるベンケイソウ科の多肉植物。バラを思わせるようなシルエットが、実にエレガントな雰囲気を漂わせます。品種も豊富で育てやすく、かつ100円ショップなどでも気軽に購入できるのもうれしいポイント。 

まとめ

今回は、多肉植物の中でも特に人気の高い「エケベリア」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?上品さとナチュラルさを兼ね備え、バラなどの優美なお花のようなシルエットながらも、手ごろな値段で手に入りやすいのも魅力と言えます。今回のまとめを参考に、ぜひご家庭のインテリアとしてエケベリアを取り入れてみてくださいね。

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