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速報! マルティール通りにも、フー・ドゥ・パティスリー。

  • 2018.6.4

雑誌のFou de Pâtisserie(フー・ドゥ・パティスリー)が2区のモントルグイユ通りに開いたパティスリーのセレクトショップは大成功。5月30日、9区のマルティール通りにセカンドブティックをオープンした。小さいスペースながらイートインもできるカウンターを備え、カフェのオーダーもできる。

フー・ドゥ・パティスリーができた坂道のマルティール通りは、セバスチャン・ゴダール、アンリ・ルルー、デルモンテル、ファリーヌ&オー、ローズベーカリー、ポッペリーニ……など甘い物を見つけるのに事欠かない通りである。

甘く誘いかけるウィンドウ。

こちらの店は1号店に比べ、白い壁のせいかぐっと明るい。通りすがりの住民たちも、好奇心いっぱいに見学に入ってくる。販売されるパティスリーは、いまのところは2区の店と同じ。カール・マルレッティ、ブノワ・カステル、シリル・リニャック、ユーゴ&ヴィクトールのユーグ・プジェ、パティスリー・デ・レーヴのエティエンヌ・ルロワといったパティシエたちのクリエーションが仲良く並んでいる。2区通り店と同様に、今月のタルトもあれば、限定イベントのパティスリーも。

パティシエの名前には顔写真も添えられている。なぜか男性ばかり……。パティスリーの価格は、フラン以外は1人用サイズが6.5ユーロ。

ジャン・フランソワ・フーシェのサントノーレ。3名様、5名用、7名用に加え、1人用もあるのでご安心を。

今月のタルトは、アン・ディマンシュ・ア・パリから。これも6.5ユーロ。

6月10日までの限定パティスリーはクレーム・パティシエールとほんのり酸味を隠したブノワ・カステルのタルト・ア・ラ・クレーム。最高級の素材を用いて、伝統菓子を軽やかにクリエイトした。これにももちろん、彼のサインである小さなビスケットがちょこんとのっている。

入って右手のコーナー。

パティスリーのショーケースの向かい側の壁に、保存のきくチョコレート、キャンディなどを販売。フランス国内の地方ブランドが発見できる。パッケージングも味も二重丸のコンフィチュール・パリジェンヌは、種類豊富だ。ブティックに並ぶ愛らしいピンクの円筒形のボックス(9ユーロ)に、欲しいあれこれを詰めたら素晴らしいパリのお土産になるだろうな……と夢見てしまう。

サブレ、チョコレート、キャラメルといった保存のきく品をフランス国内からセレクション。

ナント市のヴァンサン・ゲルレのチョコレート・ビスケットや、近所のチョコレート屋ラ・ミュティヌリーのチョコレート……。

コンフィチュール・パリジェンヌのジャム。シャテーニュ・ポワールも気になるし、赤いアフロディジアックも気になる。ミニサイズのセット(18.80ユーロ)は家族用のお土産に。

ユーゴ&ヴィクトールのフルーツキャラメルはパリがテーマのパッケージ。

Fou de Pâtisserie
36, rue des Martyrs
75009 Paris
営)11:00(土日 10:00)〜20:00(日 〜18:00)
www.foudepatisserie.com

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