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初夏の鎌倉には 〝美味しい〟がつまってる!PART1

  • 2018.6.4
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非日常のひとときを過ごせる モダンチャイニーズ

イチリンハナレ

フランス人外交官の私邸だった数寄屋造りの日本家屋。手入れの行き届いた庭を臨むダイニングは一転して、大きなカウンターを構えたモダンな設えに。築地の「東京チャイニーズ 一凛」の離れとしてオープンしたこちらでは、中華の枠を超えた素材や技法を取り入れて、目にも舌にも新しい料理がコースで展開します。贅を尽くした空間にふさわしい一皿に、心が躍るはず。
 

絶妙な火入れで柔らかく炒めたアオリイカは、大葉の鮮烈な香りをまとって。添えたのはイカ墨のソース。
 

意外なメニュー、カツサンドはジューシーで歯切れよい山形牛シャトーブリアンに、えごま入りマスタードと黒酢をプラスして中華の一品に。
 

丹波高坂鶏のよだれ鶏と、そのタレを余すことなく味わう「につける餃子」。
※料理はすべて¥10,000~のディナーコースより。
 

 

鎌倉市扇ガ谷2-17-6
☎0467-84-7530
営業時間 11:30~15:00(L.O.13:00)、17:30~22:00(L.O.20:00)
定休日 月曜 ※臨時休業、臨時営業あり

 

閑静な北鎌倉で味わう ハレの日フレンチのコース

Chez Kentaro (シェ・ケンタロウ)

「次のステージに挑戦を」と、昨年末に大船から北鎌倉へ拠点を移した鈴木謙太郎シェフ。ビストロからレストランへとスタイルを変え、より洗練された料理が繰り出されます。元は精進料理店だった空間らしい、和のエッセンスが感じられる一品が登場することも。ワインだけでなく高級茶「ロイヤルブルーティー」を揃えたペアリングも楽しい。
 

南仏で修業した鈴木シェフのスペシャリテ、ブイヤベース。具材と別仕立てにしたスープはテーブルでサーブされ、最後に焼きおにぎりを入れて雑炊風にいただける嬉しい一品。
 

力強い旨みを有する山形村短角牛のサーロインは、その持ち味を引き立てるようシンプルに焼き上げて。
 

赤ワインで煮たいちじく入りの焼きたてフラン。
※料理はすべて¥10,000のディナーコースより。
 

 

鎌倉市山ノ内407
☎0467-33-5020
営業時間 11:30~13:30、18:00~20:30
定休日 火曜、第3水曜
 

小町通りの人気オステリアが 装いを新たにスタート

Osteria Comacina (オステリア コマチーナ)

亀井良真シェフ曰く「素材のよさを生かすために引き算する」という、潔いほどシンプルな料理。なのに、存分に引き出された味わい深さは、素材使いや調理にさりげない工夫がなされているから。昨夏に小町通りの雑居ビルからテラス付きの空間に移転。石窯が加わったため窯焼きメニューも並び、さらなるお楽しみが広がりました。
 

〉腹にタイムを入れ、水と塩、オリーブオイルだけで仕上げたアクアパッツア。佐島で獲れたイサキの味わいがストレートに伝わる。その日の鮮魚により¥1,000~2,000
 

ぴたりと決まったレモンの酸味に太めの麺が好相性。レモンクリームスパゲッティ¥1,200
 

ディルの風味を加えたアオリイカのカルパッチョは白バルサミコで和えた野菜とともに。¥1,000
 

 

鎌倉市小町2-6-12KUSUNOKI443-1F
☎0467-23-2312
営業時間 11:30~L.O.14:00、18:00~L.O.21:30
定休日 火曜 ※不定休あり
 
撮影/上田佳代子 取材/首藤奈穂
 

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