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衰えないカラダのキーワードは“伸筋”! イタリア生まれの新エクササイズの効果って?

  • 2015.2.1
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今回は「いま注目の!あのエクササイズをやってみた!!」をテーマに、イタリア生まれの新エクササイズ『マスターストレッチ』をご紹介します。この『マスターストレッチ』は 全身の柔軟性をあげたり、インナーマッスルを強くするエクササイズで、トップバレエダンサーであったMr.ピノが開発したものです。

バレエダンサーのカラダづくりやパフォーマンス向上のために考えられたこのエクササイズをすることで、女性らしい柔らかさと強さを兼ね備えた猫のようにしなやかな美ボディをつくります。

(1)まず運動靴を履いて、さらに『マスターストレッチ』専用のこちらの赤いシューズを装着

(2)バレエバーに手を乗せて、歩くような動作や上下にカラダを動かすといったウォーミングアップ的な運動をする

(3)“キャット”というポジションで、まさしく猫のように背中を反らせたり、丸めたり、ひねったりするエクササイズをする

エクササイズトレーナーとして考えたとき、肉体は必ずしも実年齢と同じスピードで衰えることはありません。

「肉体の衰えは=筋肉が縮む」ということです。たとえばご高齢の方で、背が小さくなったり、ヒザが曲がる方がいらっしゃいます。しかし必ずしも加齢したからといって誰もがそうなるわけではありませんし、反対に若くても何もしなければ、ある年齢以降確実に筋肉が縮んでいきます。

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http://www.studio-emotional.com/

筋繊維の“大きさ”は30~35歳でピークに達して、その後ゆるやかに減少。60歳以後に大きく減少します。 筋繊維の“数”は25歳をピークに65歳までの40年間で約25%減少し、それ以降80歳までの15年間でさらにその25%減少します。 参考…http://www.long-life.net/newpage25-1.html
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最近は運動不足で太ももの裏の固い人が多いですが、そうなると骨盤が後ろに傾き、股関節も背中も動かなくなります。背中がよく動く人は股関節の自由度も高く、全身をのびのびと使えるので肉体は縮みません。
この「縮む」の反対は、もちろん「伸びる」です。つまり伸筋(カラダの後ろ側にある筋肉群…おもに背中やハムストリングス)をつかう運動を取り入れることで、肉体の縮みを予防することができるのです。
『マスターストレッチ』は、もともとはバレエダンサー向けのコンディショニングエクササイズですが、バレリーナでなくても、専用のシューズを履いて猫のような曲線を描くエクササイズをすることで、ハムストリングス、背中の柔軟性が驚くほど向上します。

ただし。。。とっても“キツイ”です! それなのに。。。終わったら、カラダがスッキリして、またやりたくなる。それが『マスターストレッチ』という運動なのです。

text & photo:Midori Narumiya
南青山の女性専用フィットネス「Studio-e(スタジオイー)」を主宰する美活ライフクリエーター。ピラティス・マスターストレッチ・ファスティング・筋トレなどのエキスパート。

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