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女性から告白するのは、あり?なし?【夏目かをるの最強女になる!vol.11】

  • 2018.6.1

女性から告白するべきか。それとも男性からの告白を待つべきか。恋心が募っていくたびに、悩むところですね。

コラム連載vol.2「本命女になりたい人必見!恋は「二度目」が勝負!」では、自分から告白せずに、相手に告白させることこそ。本命女の王道だとお伝えしました。

でも告白する女性は年々増えているのが現実です。

バックボーンにあるのは「女性から告白されるのはあり」という男性が増加しているから。2016年2月のマイナビウーマンの調査によると、22歳~39歳男性の96.1%が「女性からの告白あり」と答えています(有効回答件数406件)。今や女性から告白されるのを当たり前と考える男性だらけというわけですね。

でも肝心なのは、男性が女性の告白を受け入れて、付き合うのかどうかということです。言葉を換えると、相手の男性が女性の恋心を受け止めて彼氏になるのか。これが問題なのです。

恋愛相談も担っている私が最近気になるのが、恋愛経験が少ない人ほど好きになった人にすぐ告白して、しかもすぐさま玉砕してしまうことです。

これは男女ともに共通している“恋愛事件”。事件と言いたくなるほど、その数は増加の一方で、しかも告白即失恋という負のスパイラルから逃れなくなっているから厄介なのです。

表現を替えると、わざわざ告白してまで失恋したいのと首を傾げてしまうほど無残な結果。“恋愛を成就させるための戦略”以前の“恋をする上で大切な基本”を見落としているため、告白がアダとなっているのです。これでは告白の意味がありません。

意味のある告白というのは、恋愛が成就するための重要な手段のことです。純粋に恋心を伝えようとする告白ももちろんありますが、一歩進んだ男女関係になるための告白と捉えると、告白するタイミングや相手が喜ぶ告白の仕方も自然にわかってきます。

告白する前に、必ずやってみることがあります。それは相手に好意を抱かれているかどうかをチェックすること。

それには、イベントやパーティーなどに誘ってみるとよいでしょう。イベントやパーティーに関心がなさそうな相手なら、これからの季節にはお祭りや花火大会などが誘いやすいですね。誘ってみて、相手が興味なさそうな言動をしたり、断ってきたら、告白する価値がない残念な相手です。静かにスルーして、次の恋を探しに出かけましょう。

それでもどうしても諦められない恋なら、信頼できる友達に相談をしてみたり、プロの恋愛アドバイザーにアドバイスをもらうなど、一人で抱え込まないで、第三者に今の恋を客観的に見てもらいましょう。情熱のあまり突き進むタイプの人は特に、客観的な視点を求めながら、頭を冷やすことも必要ですね。

告白する前に大切なことは、相手に自分の好意を伝えることです。

「目は口ほどに物をいう」ではありませんが、言葉で告白するより、目など五感を使って、相手に好意をアピールすると効果がアップします。

まずにっこり笑って目で好きと言ってみてください。ポイントは、じめっとした雰囲気で訴えるのではなく、さらっと軽く「好きです」と目で。

それから相手へのリスペクトを態度で表しましょう。

「これができるなんて、凄いですね」とか「私にはできないです」など。

デートに誘われたら、つんつんしないで、素直に自分の好意を表現しましょう。

じれったくなって自分から告白してしまいそうな時は、関係に煮詰まっている証拠。リフレッシュしてから、相手の気持ちになって、相手がいま告白したいのかどうかを推測してみましょう。

もし煮詰まったあまり思わず告白してしまい、相手から「今はそんな時期じゃないんだよね」と誤魔化されたら、縁がない人です。見極めましょう。

また告白する前に、相手が告白できやすいようにお膳立てしても、その気がなければ、さっと引いてみる。追いかけてこなければ、それも残念な人です。

多くの男性は単純な生き物です。その気があれば、素直に行動に移します。脈あり、脈なしもわかりやすいので、ありがたい存在といってもいいでしょう。脈がないとわかれば、「他人」「友達」「利害関係者」の三者選択の権利はあなたにあります。決めるのはあなた。でもそれよりも、次の恋にさっと移行したほうが、この上もなく楽しいですね!

(夏目かをる)

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