セカンドでもセフレでもない…“つなぎ彼女”ってなに？

付き合っている彼の反応が薄く、情熱が感じられない。「性格かな。でも……」と、交際中の彼に違和感があるとき。
でも私は彼のセカンドでもないし、もちろんセフレでもなく、正式に付き合っている。
「付き合うってこんなもんなのかな」と悩んでしまいますが、答えは出ない。いったいこの違和感は何なのでしょう。相性？それとも……。

違和感の正体は？

その違和感は「彼のテンションの低さ」です。恋愛ってもっと楽しいものだと思っていたけれど、彼の反応がそっけなく、盛り上がりがない。
彼から電話がかかってきたことがない。でも、メールやLINEをひんぱんにしているわけでもないから、それはいいのだけれど。
こういった違和感は、付き合い始めの頃にはあります。それは「映画やドラマとちょっと違った」程度のものでしょう。そしてリアルは作り物の恋愛と違うことに気づくわけですが、そういうわけでもない。
恋愛は一定してはいません。付き合いたてがピークのときもありますし、だんだん盛り上がる場合もある。つまりどこかの地点が盛り上がるのですが、その盛り上がりが全くない場合、つなぎ彼女の可能性が。

“つなぎ彼女”ってなに？

つなぎ彼女とは、「次に彼女ができるまでのつなぎ」で付き合う女性のこと。つなぎとして付き合うなんて衝撃ですが、けっこうあるようです。
次のようなポイントはありますか？
・雑談のLINEがない……「はい」「了解」などの短文。基本的に待ち合わせなどの連絡事項のみ。それも途切れたりする。

・LINEしても未読、または既読無視……即レスはない。かなりの時間が経ってから返信がある。

・普段の彼の様子を知らない……積極的に話したがらない。聞いても適当な返事や、はぐらかされたり。

・反対に、普段のあなたの様子を知りたがらない……そういえば、自分から自分のことを話してばかりで、彼から聞かれたことがない。

・会っているとき、元気がない……覇気もない。「なんでもいいよ」と言われたり、こちらが提案してばかり。
彼女ができるまでのつなぎとして。今がつまらないからとりあえず恋人がほしい。前の彼女を忘れたいから。付き合ったら楽しくなると思っていたので。

とくに深く考えていなかった。妥協して。などが理由です。

彼ってどんな性格なの？

そんな理由だからこそ、彼の本当の性格は見えていません。テンションの低さは彼の本質ではないのです。この手の男性は、本当に好きな人が現れると変わり、テンションも高くなるでしょうし、LINEも嬉々として送るかもしれません。
変わるというより、それが恋をする人の本来の姿です。テンションが低いことを、おとなしい性格、恥ずかしがり屋、草食系男子だからと混同しないこと。おとなしい男でも熱量はあります。熱量とは努力のこと。二人のデートの予定を考える、話を盛り上げる、楽しそうな雰囲気を作る。これが努力です。

セフレ、セカンドとの違い

セフレやセカンドはエッチのみの付き合い。でもつなぎ彼女は、一応付き合うアナウンスや段階を踏んでいます。
・他に誰も女がいない。

・一応本命は私だ。

・彼の友人や知人に「彼女だ」と紹介される。
このような本命彼女ポイントがあるため、つなぎなのかなんなのか分かりづらくなっています。

おわりに

つなぎ彼女にならないためには、まず、自分から押して告白しないこと。
優柔不断、ノーと言えない男は「悪いから」「そのうち楽しくなるかも」と思って付き合ってしまいます。
もともとクール、恋愛や女性が苦手な性格かもしれませんが、そういった男は女性と簡単に付き合ったりはしないです。
相手の様子やテンションを見て、押すかどうかを確認することと、できるだけ彼からの告白を引き出すこと。彼の様子をいい方向に解釈せず、冷静に観察することが大切だと思います。（たえなかすず／ライター）
（愛カツ編集部）