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美人に生まれない方が恋愛面では「最終的に」得をするのかもしれない

  • 2018.5.27
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「港区女子」という言葉をご存知でしょうか。


六本木から麻布界隈にかけてを主な生息地とし、自らの美貌と若さを武器に、お金持ちの男性との夜の遊びに繰り出す女性たち。


彼女たちのSNSの中身は「予約の取れない高級店の食事」や、「会員制のラグジュアリーなBAR」などの写真で埋め尽くされており、一部では「キラキラ系女子」とも揶揄されています。


僕は兼ねてから、港区女子たちは歳を重ねたらどこにいくのか?という疑問を持っていたのですが、先日とある経営者の方からこんな話を伺いました。

港区女子たちに潜む「加齢」という罠

「彼女たちは28歳ぐらいからだんだん自分たちが呼ばれなくなることに気づき始めるんだ。


頭の中では『もう賞味期限が過ぎている』ことを自覚しつつも、それまでの豪華な生活が忘れらないんだろうね。


一度上がった生活水準を下げるのは非常に難しいことなんだ。だから一杯280円の牛丼の美味しさを感じることができなくなるんだよ。


世の中のお金持ちの大半は、よほどのボンボンでなければ、苦しい時代を乗り越えて戦ってきた人たちです。


そういう人たちは「一杯280円の牛丼」を食べることすら我慢した人たちです。


しかし港区女子たちは違います。なんの苦労もなく、一気に5万円のお寿司にたどり着いてしまったのです。


そういう女性たちが、港区での活動を離れ、普通の恋愛市場や婚活市場に繰り出すとどうなるか?


ビックリするぐらいモテないのです。

美人は若いときに恋愛で苦労しない「リスク」がある

理由は単純。
彼女たちの港区女子としての価値は「若い」と「カワイイ」という価値だけだったからです。


彼女たちの美しさは当然、幼少期からも続いていたでしょうから、美人というだけで色々な人間関係のハードルを越えることなく、周囲とうまくやってこれてしまいました。


そしてアラサーになりいよいよ「中身で勝負だ」となったときにはすでに遅し。
それまでの30年間中身で勝負をしてこなかった彼女たちには、「どうしたら人に好かれるのか」の術を持っていないのです。


かといって、今更港区女子に戻ったとしても、世代の新陳代謝の激しい港区界隈、代わりなどいくらでもいます。


そうして彼女たちは自分の輝ける場所を失い、途方にくれるというわけです。

「美人で生まれた方がいいに決まっている」は本当か?

「なんだかんだ言って、やっぱり顔」


僕はこの事実をヒックリ返したい訳ではありません。間違いなく「なんだかんだ言って、やっぱり顔」です。


しかし、ここでいう「顔」とは、持って生まれた顔の造形そのものを指すのではなく、経験という年輪が刻まれた人間味のある顔、のことを指します


特に30前後になってくると男性も女性も性別を問わず、「まじで中身で判断される」年齢になるので、「若い」という武器が一切通用しなくなります。


そのときに、それまで「若い」「見た目がいい」以外の武器を作ってこなかった美女(とイケメン)はそこで初めて苦労することになるのです。


しかも、その苦労がかなり取り返しのつかないことになっているのです。


なぜなら、若いときに「あ、私(俺)は顔で勝負できない人間だ」と気づきそれ以外の武器を身につけてきた他の人と、人間として努力に天と地ほどの差がついてしまっているからです。


そう考えると、美人で生まれてくるって大変だなって思います。


大して苦労もせずに周りからちやほやされやすい環境下の中で、その環境に甘えず自分を律していかなくてはならないわけですから。


そういうわけで僕は、美人に生まれないほうが、最終的に得をするような気がしてならないのです。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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