1. トップ
  2. 恋愛
  3. “エッチに差が出る男の愛情”本気になった女だけにしかしない「こんなこと」とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.10】

“エッチに差が出る男の愛情”本気になった女だけにしかしない「こんなこと」とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.10】

  • 2018.5.26
  • 334145 views

ベッドの上で男はいくらでも嘘がつける。

「好きだよ」「愛してる」も……「可愛い」「キミは最高だよ」……も、全てベッドの上の常套句。

だからそんな言葉で男の愛などはかれない。

遊び相手やセフレとしてキープしたければ、男は女に対して優しくできる。

しかし、どんなにとりつくろったって本気か遊びかでは「エッチに差がでてくる」のだ。

今日のコラムは「男が本気に思っている女性にしかしないこんなこと」をレクチャーしよう。

行為の前から相手を気持ちよくさせている

・「本気の女性に対してはホテルに入ること意外のこともしっかり考える。デートプランはもちろんだが、最終的に女性が『この人なら許してもいい』と思えるような雰囲気作りをする。食事やドライブの後に当たり前のようにホテルに入ってしまうのではなく、女性が好きそうな夜景を見に行くとか寄り道するとかのワンクッション入れたりする。女性に『帰りたくない』『もっと一緒にいたい』と思わせたら大成功。前戯はホテルに入る前から始まっている」(40代男性/金融)

――「本命には無理強いしない」というのが本気になった男の鉄則!

そもそもエッチに対しての姿勢が遊びの場合とは違う。

エッチというよりもその彼女がどうしたら喜んでくれるのかを常に考えているからだ。

エッチすることだけが目的でないからこそ、仮に女性がそれを断ったとしても、機嫌が悪くなったり面白くない顔をしたりなどはない。

心中ではめちゃくちゃガッカリしていても「顔で笑って心で泣いて……」の精神で、彼女には悟られないようにする。

相手の女性を何より大切に思うからこそ自分の欲望を我慢できるし、エッチすること意外の楽しいこともプランに入れている。

 

何より大事なのは彼女と一緒にいる時間!

本命とはエッチすることだけでなく時間そのものを共有したいのである。

自分のペースでなく女性のペースに合わせる

・「本命の相手になら自分本位にはならない。大事だからこそ全てにおいて丁寧になる。でも本気じゃなければいろんな意味で雑になる」(30代男性/アパレル)

・「基本的に男は性欲に対して我慢強くない。本当はすぐしたい。だから本気じゃない相手の場合は自分のペースで運ぼうとする。相手のことは考えずにやたら酒をススメたり、ホテルに入っても自分が先にシャワーを浴びにいっちゃったり……。男が本気で好きな彼女には必然的にレディファーストになるもの。無理矢理したり急かしたりせずに、相手の女性のペースに合わせる」(40代男性/自営業)

――男性が本気の場合は彼女ファースト。

優先順位は自分の快楽でない。

彼女を悦ばせたい、彼女を悦ばせることをしたい、それを最優先するのである。

 

だからこそ女性が大事にする場の雰囲気や、前戯にも時間をかけようとする。

特に男はシャワーを浴びないまま速攻迫ってきたり、部屋の明かりをそのままで行為に及ぼうとしガチ。

しかし本気の場合は女性が気持ち良く応じてくれるような配慮をするだろう。

男の本能ではそのままでしておきたいところだが、本気に思っている女性から「明かりを消して」「避妊して」と言えば素直に応じる。

本気なら彼女の嫌がることはしない。

むしろ彼女に合わせようとするスタンス。

 

本気でなければ、相手を楽しませるより、自分を楽しむことを優先しようとするのが男の性である。

後戯を大事にする

・「遊びやセフレの場合は自分がイッた途端すぐに冷めるし、終わると虚しさに襲われることもある。でも好きな彼女とは済んだあとが全然違う!好きだとエッチしたあと幸せな気分になる。だからしたあとでも抱きしめたり、おでこやほっぺたにキスしたり、常に彼女に触れてますね。それが男の余韻です(笑)」(30代男性/貿易)

・「腕枕って実は腕の血流悪くなるし、朝しびれてるし疲れるから、好きな女性にしかできないな。俺の腕の筋肉がヘタレのせいかもだけど……」(20代男性/イベント)

・「僕はエッチのあとは彼女が可愛いと思うあまり、腕枕しながら頭をナデナデしちゃいます。そうしてるうちに彼女が寝ちゃうんですけど、その寝顔を見れることも満足。俺の腕の中で眠る彼女が愛しいですね」(40代男性/保険)

――男性は遊びと本命ではコトが済んだ後の気持ちの持ちようが全く違う。男が気持ちまでが満たされるのは本気の相手だからこそ。だから彼女をとにかく触りたがるし抱きしめたがる。

 

経験豊富な男性はその行為で女性を気持ちよくさせることができるかもしれないが、後戯が手抜かりな残念な男性は多いもの。

「終わると冷たい」「済んだあと彼が直ぐに寝ちゃう」と不満を漏らす女性が存在する中、

後戯で女性を気持ちよくさせることができる男こそ「女に幸福感をもたらす男」といえるだろう。

女性にとって済んだ後のピロートークやスキンシップは「彼に抱かれて良かった……」と思える至福の時間となるのだ。

たとえ男に“賢者タイム”が訪れても、(※男は行為のあと急速に興奮が冷め、脱力し、抜け殻状態になる)本気の場合にはすぐに背中を向けて寝たりはしない。

 

男性だって好きな女性と結ばれたあとは満足感を得ているからだ。

行為には100メートルを全力疾走するほどのエネルギーが必要と言われているが、男性がいくら全力疾走して疲れ果てたとしても彼女を愛しいと思う感情は損なわれない。

だからこそ、済んだ後でも常に触れていたくなるのだ。

またいっときでなく朝までずっと腕枕をするのだ。

男は欲望のためだけなら後戯など必要ないのである!

彼の気持ちや本気度が分かるのはその前でも最中でもなくそのあとのこと!

愛してる風を装うのは長時間になればなるほど難しい。

女の扱いに慣れてる男だってどうしたってボロが出てくるのだ。

相手を大事に思いやっていれば行為後のアフターサービスさえ怠らないのが本気の男。

その前もその最中もそしてそのあとも、ふんだんに愛情を注ぎ込む。

本命相手なら男は自分の欲求を満たすのが目的ではなくなるのだ。

本気と遊びの対比はなによりも“男の気持ちの込め方の違い”だろう。

彼の愛が本物なら“セックスに夢中にならずに彼女に夢中になる”のである。

(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)

の記事をもっとみる