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不倫中の男性がすごく悲しむこととは?

  • 2018.5.21

不倫相手の既婚男性に対して「わたしと奥さんと、どっちが大事?」と迫る独身女子がいるらしいじゃないですか。
はなから不倫だとわかって交際しているにもかかわらず、奥さんと自分を天秤にかけて優劣をつけなさいと彼に迫るとは、いったいどのような了見なのでしょうか? と書くと、おそらく不倫している女性の多くは怒るでしょう。
「わたしは不倫というあいまいな関係を我慢して彼と付き合っているのだから、『どっちが大事?』と聞いたっていいじゃないの」と。
でも、このへんの「そもそもの前提」を覆そうとする女子の態度こそが、彼の悩みの種になっていたりもするんです。なぜなら「どっちも大事です」という、しごくまっとうな答えに納得しない女子が大勢いるから。

■不倫の基本

ふつうの恋愛も不倫も「そもそもの前提条件」のもとでコトが運びます。「付き合ったあとに彼に奥さんがいるのがわかった」というのなら、そしてそれが嫌なのであれば、
その時点で不倫関係なんか終わりにしてしまえばいい――ということも含め、不倫はある条件のもとで進行します。
男だって不倫相手の女子のいろんな条件を涙ながらに飲まざるをえないのです。
たとえば不倫相手の女子に他に彼氏がいる場合、彼は「今日は彼氏に会うからあなたには会えない」と言う女子の主張を飲まざるをえない。
「彼氏とはいずれ結婚するからあれだけど、あなたは絶対にゴムをつけてヤッてください」と言われたら、その条件だって飲まないといけないわけです。
不倫は女子に不利とか、不倫している女子は待ちぼうけをくらって当たり前とか、世間が言っているいわゆる「女子を弱者とする不倫の型」なんてものが当てはまらないケースは多々あるんです。
つまり、男女お互いに制約の多い中でどうにかうまくやろうと努力しないとうまくできないこと。これが不倫の基本です。

■女子から「わたしが結婚したら不倫を終わらせよう」と言われること

このように、いくつもある制約を努力でくぐり抜けて、どうにか不倫相手を心身ともに満足させている男性にとって、何がすごく悲しいことなのか?
女子から「わたしが結婚したら不倫を終わらせようね」と言われること――これが不倫している男性にとって、すごく悲しいことです。
こんなに努力して、誰にもバレないように会って、会えば最高の食事と最高の快感を提供しているにもかかわらず、君が結婚したらそれで終わりなのか……おれの努力を認めてくれて、
「結婚しても月1で会おうよ」と言ってくれてもいいではないか、だって結婚しても月1で会っている不倫カップルなんて大勢いるのだから……たとえば彼はこう思います。

■不倫は続くよどこまでも

子どもを産む性ではない男って、不倫って「いつまでも」続くものだ、みたいに思っているところがあります。
対して女子は、結婚と出産という2つのタイミングを節目みたいに思っているところがありますよね。子供をもうけるかもうけないかはあなたの自由ですが、でも女性として出産も1つの人生設計における節目的な役割をしているでしょう。
男にはそれがない。だから、不倫は続くよどこまでも、と思っているところがある。
「いつまでも不倫を止めることができなくて、気がついたら8年不倫してて、わたし35歳独身で~す!」と言っている不倫女子のパートナーは、ある意味では努力家です。女子の「節目」で不倫を清算させなかった、という点において努力家です。
こういう努力家男性が多いからか、世間は不倫の止め時がわからなくなった女子で溢れかえっています。
もっともここでは「努力家」という言葉を褒め言葉として使っているわけではないです。(ひとみしょう/文筆家)
(愛カツ編集部)

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