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本格冷え対策! 知っておくべき原因と対策

  • 2015.1.31
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今年は突然寒くなり始め、本格的な冬シーズンが到来していますが、皆さんは冷え対策はバッチリですか?

冷えは万病の元と言われる通り、「冷え症」は本質的には生活習慣病であり、様々な疾患と連動しているとも言われています。今回は、知っておくべき冷えの原因や対策をご紹介いたします。

■冷えには生姜?

冷えに効果的と言われる代表格といえば、皆さん思い浮かべるのは生姜ではないでしょうか? 生姜は一時的には体をポカポカさせるのですが、持続性がないので、摂取し続ける必要があります。

生姜は、毎日食べると風邪予防などにはなるようなので、健康維持として食べるにも良いでしょう。また、同じように、ココアや白湯も効果としては「すぐに身体を温めたい時に」程度の気持ちで取り入れるのがベストです。

■冷え症の大敵! 内臓脂肪

内臓脂肪は、その名の通り「内臓についている脂肪」です。これは、外見ではどれくらいついているのか判断できるものではなく、一見痩せていそうに見える人でも内臓に脂肪がたくさん…というのはよくあります。いわゆる「隠れ肥満」とよばれるものです。

内臓脂肪は、内臓の温度を下げてしまいます。内臓温度が下がると、臓器の働きが悪くなり、色々な代謝が滞り、あらゆる部分に影響を及ぼします。つまり、根本的に冷え症を改善するには「内臓脂肪を取り除く」ことが重要です。

■燃やす体にしよう!

内臓脂肪を取り除き、かつ、基礎代謝を上げるには…てっとり早いのは「筋肉を鍛える!」これに限ります。適度な運動はやはり健康的でいたいのであれば必ず出てくるポイントです。

そもそも基礎代謝とは、何もしていなくても消費されるエネルギーのことで、これは約40%が筋肉で消費されているといわれています。また、筋肉で消費するエネルギー源の多くは脂肪なので、内臓脂肪もやっつけることができるということです。効果的な運動方法は、

1.ゆっくり、じっくりおこなうストレッチ

2.歩く、ジョギングなどの、最低30分以上の有酸素運動

3.無理のない筋トレ、5分程度の無酸素運動

4.クールダウンのストレッチ

この流れで運動をおこなうと、内臓脂肪を燃やしやすい体作りができます。

■血液の循環を良くすること

冬は特に寒さで毛細血管が縮まりがちになります。毛細血管を広げるには「ビタミンE」と血管に酸素を運ぶ役目の「鉄分」をしっかり摂取しましょう。「ビタミンE」+「鉄分」の組み合わせは赤血球を作るヘモグロビンが生成されやすくなるそうです。ヘモグロビンは体の各組織に酸素を届ける重要な役目を持っているので「ビタミンE」と「鉄分」を普段から取り入れましょう。

・ビタミンEが豊富な食べ物

アーモンド、かぼちゃ、にんじん、うなぎ、アボカド、黒ゴマ、桜エビなど。

・鉄分が豊富な食べ物

あさり、豚レバー、鶏レバー、いわし、煮干し、黒ゴマ、桜エビなど。

冷え症が女性に多いのは、男性に比べると筋肉がつきにくいせいでもあります。適度な運動や、適切な食事を続けることが、根本的な冷えの改善になるので、コツコツと自分に合った運動法や料理をみつけて持続させたいですね。

(服部恵)

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