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好きな人に好きな人がいる時どうするのが正解?

  • 2018.5.19

淋しさって、どこから来てどこへ去ってゆくのか? というテーマの小説を書き終えてホッとしていますが、頭の中は今もなお、この壮大な哲学的テーマでいっぱいです。
そこで今回は、小説に書ききれなかったことも含め、淋しさについて一緒に見ていこうと思います。

あなたはなぜ淋しさを抱いてしまうのか?

■あなたはなぜ淋しさを抱いてしまうのか?

人が淋しさを抱くのは、決まって「言えないことを胸に抱えてしまった時」です。僕はこう考えています。
例えば好きな人に彼女がいるとわかった、でも「好き」を伝えたい、でも好きと言ってしまうと相手に迷惑がかかりそうで、また、自分が嫌われてしまいそうで「言えない」。
この段階で淋しさが生まれますよね。淋しくて夜も眠れずベッドの中でひとりモンモンと朝になるのを待つ、みたいな。

■「好き」と伝えるべきなんです

だから、好きな人に好きな人がいる時、「好き」と伝えるべきなんです。
相手に迷惑がかかるかもしれないと心配するのであれば、その心配が消えてなくなる方法を探すといいです。方法、つまりハウツーはネットにたくさん載っていますよね。
ネットを探すまでもなく、高校生でもやっていることをやるといいです。つまり、たとえば友達に好きと伝えてもらう、という方法をとるといいです。

■「友達」のポジションって、かなりおいしいものです

好きな人に「好き」と伝えたら、相手はそれなりにいろんなことを考えてくれます。
「今は彼女がいるから、まずは友達として仲良くしよう」と言ってくれることだってあります。
彼の本命の彼女じゃなくて、友達になると、なかなか「おいしい」ですよ。彼が本命の彼女には言えないことが聞けることもあります。
「本命の彼女とうまくいっていないから、別れようかなと思っている」と言ってくれることもあります。ホントに「友達」のポジションって、かなりおいしいものです。

■いい恋愛とは?

でも「わたしは友達じゃなくて、なにがなんでも本命の彼女じゃないと嫌だ」と思う女子だっていますよね。
これは、今はいったん本命の彼女になるのを諦めるしかない、というのが答えでしょう。すべてが自分の思い通りになることなんか絶対にない――こういう人生の真実を知らせてくれるというのも「いい恋愛」の役割なのだから。
いったん諦めて「その時」を待つといいです。この世において、同じ状況が続くことなんて、ほとんどないのだから。

■彼のことを好きになりすぎた時の自分が怖い?

でも思うんですが、「好きな人に彼女がいるんですが、どうすればいいのでしょうか」と相談してくる人って、ホントは「好きと告白するのがベター」だと心のどこかでわかっているんですよね。
でも告白できない――その理由を「彼のことを好きになりすぎた時の自分が怖い」と言っていた女子がいました。
これも男としてそれなりに理解できるんですが、でも、好きな人と友達としてお話するうちに、「好きすぎる気持ち」が、ちょうどいい着地点を見つけて、そこにすっと収まってくれるというのもよくある話です。

■淋しさを回避する方法

好きな人と友達になってお話をするというのは、彼の現実を知る、ということでしょ? お話をするまでは、あなたの妄想の世界の話になっているわけでしょ?
妄想の中でモジモジしながら恋するというのも、ある意味においては非常に女子らしいことだとは思うけれど、でもやっぱり現実の生身の彼とおしゃべりすることのほうが、何倍もあなたのためになるはずです。
少なくとも淋しさを過剰に抱えてしまって、胸を痛めるというのは回避できます。(ひとみしょう/文筆家)
(愛カツ編集部)

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