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「彼の心を傷つけないようにしよう、言わないでおこう」なんて思わなくていい

  • 2018.5.17

男は傷ついて、そこから這い上がってきてナンボだから、彼の心を傷つけないようにしようなんて思わなくてもいい、という、昭和のスポ根的な(スポーツ根性の略)話ではなくて、男子は女子に、ハッキリ明確に赤裸々に言われないと女子の気持ちがわからないから、言うか言わないか迷ったときは言うべきです、というのが今宵のお話のテーマです。

■■男子って、女子に脅されないと理解しないから

恋愛相談でわりと多いのが、デートの約束をするLINEを彼女が送って、それに対する彼からの返事がすごく遅い&返事がないというものです。これでよく付き合っていると言えるなあと感心する人もいるはずですが、こういう相談メールがよく来ます。
これってもう、男子に返信を期待してはいけない、という結論しか出てこないんですよね。女子は付き合ったらマメにLINEを送ったり返したりすると思うけど、それと同じことを彼に期待してはいけないということです。なぜなら男子ってそういう生き物だから、ということになって、身も蓋もない話になるわけです。
がしかし、女子が身も蓋もないことを彼に言うことはできますよね。
つまり「あのさ、デートの約束という大事なLINEをわたしが送って、それに返信がないってど~ゆ~ことよ。わたしのこと舐めてるの?あのね、あなたのそういうズボラなところがわたし、前から嫌いなの。そういう性格、直せる?」と言うことは可能ですよね。
きっと、そこまで身も蓋もないことを言ったら彼氏が傷つくから言うのをよそうと思って言ってない人のほうが多いはずですが、これ、言ったところで、彼はあまり傷つかないから大丈夫です。
なんなら「直します」と答えた彼に対して、「それが最後の答えでいいんだな!?」と脅してみてもいいです。彼はべつに傷つかないから。

■■頓珍漢(とんちんかん)もいいところ!

別れるときも同じなんですよね。たとえば学生とか社会人になりたての彼氏って、お金をあまり持ってなかったりしますよね。それゆえ、女子が希望するようなデートができなくて、なんか女子がイライラしちゃって別れたいというとき、彼に「あなたのお金のなさっぷりがイヤなのよね」と、ハッキリ言うべきです。ハッキリ言われたら彼は一時的には傷つくかもですが、あとになってしっかり働いて経済的に豊かな男に生まれ変わります。
これ、ハッキリ言わないで、「なんか理由はないけど別れたい」なんて霧のベールに包まれたようなことをあなたが言うと、彼は傷つきまくってトラウマになるんですよね。理由はないけど別れたいというのは、男子にとってものすごくキツイことだから。なんかもう全人格を否定された気分になるので。
全人格を否定されたかもと思った彼は、やがて自分のすべてを、自分で否定するようになります。おれの性欲強めなところがダメなんだろうかとか、おれの歯磨きのしかたがまずかったのだろうかとか、もう女子からすれば頓珍漢もいいところって思えるような自己否定を始めちゃうんですよねw。

■■ハッキリ言ってあげるのが優しさでありマナーです、ホントはね

「これを言うと彼が傷つくかも」というのは、傷つきません。傷つかないどころか、ハッキリ言ってくれてありがとうと彼は思います。これ、いろんな人間関係に言えることなんですよね。今の時代、言わないほうが美徳みたいな雰囲気ってあるじゃないですか。
仕事でも「この下請け、使えねぇ~」と思ったら、静かにフェードアウトする元請の会社って、多いんですよね。それはそれでオトナとしてわかるんですが、見方によっては卑怯だとも言えるんですよ。「あなたの文章は下手だから、来月から発注しません」とか、ハッキリ言ってあげるというのが、人と人とのマナーだったりするんですよ、ホントは。ということで、いい文章が書けるよう、さらに研鑽を積むので、今夜はこのへんで。(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)

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