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むくみが気になる日に食べたい! 豆野菜の簡単レシピ

  • 2018.5.16
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あなたは梅雨が苦手? 体質チェック

空気もさわやかなゴールデンウィークが終わると、南のほうから聞こえてくるのが梅雨入りの声。憂鬱に感じる方も多いと思いますが、じめじめとした季節は、四季のある日本の特徴のひとつです。女性の中には、梅雨の時季が苦手な人とそうでない人がいるよう。あなたはどちらなのか。まずは次のチェックテストをやってみてください。

夏より冬が苦手足がむくみやすい甘いものが好き。よく食べるどちらかというと冷え性だお腹を壊しやすい運動不足である体形はぽっちゃりタイプだ疲れやすいと感じる

いかがでしたか? 上のテストで3つ以上に該当した方は、梅雨時が苦手なタイプです。

東洋医学では、季節の変化とともに体も変化すると考えます。梅雨どきの特徴は「湿」。湿気は水分を含む冷たい邪気なので、体に侵入すると下へ下へと停滞し、末端やお腹を冷やしてしまいます。日ごろから冷え性の人や、水分をため込みやすい体質の人は、冷たい湿気に弱く、雨が降ったり湿度が高かったりするととたんに体調を崩してしまうのです。

「だるい」「体が重い」「冷える」「むくむ」といったお悩みは、余分な湿気が体に侵入した結果起こるもの。こうした傾向が続くと、体は過剰な水分をどんどんため込み、太りやすい体質になってしまうから要注意です。そこで、役立つのが薬膳の知恵です。

梅雨時が旬の豆類には利尿作用がある

この時季におすすめの薬膳食材は、枝豆とそら豆。枝豆、そら豆には、水の停滞を取り除き尿の出をスムーズにする効果があるとされています。これらを毎日食べれば、体にたまった水分を取り除く助けになるため、むくみ、消化不良といった湿気による不調を和らげることが期待できます。

ただゆでて食べるだけでもOKですが、もし余裕があるなら体内の巡りを促す食材と組み合わせてみてください。まずおすすめなのが、ねぎ、紫蘇、パクチー、みょうがなどの薬味食材。これらの食材は、発汗を促し、汗によって水分を発散させてくれます。もうひとつおすすめなのが、こしょう、唐辛子、フェンネル、山椒などのスパイス食材。ピリリと辛いスパイスは、湿気によって冷えたお腹を温めてくれ、水分が停滞しやすい体を内側からケアすることができます。

これからおいしくなる枝豆やそら豆は、湿気の季節のお助け食材。同じ作用は、小豆や黒豆などのお豆にも期待できるので、黒豆茶、小豆茶で余分な水の排泄を高めるのもよいでしょう。これからスタートする湿気の季節に向け、ぜひ、お豆のパワーを取り入れてください。

お豆を使ったおすすめレシピはこちら!

 

 

そら豆とスナップエンドウのみそ汁

カロリー88kcal(1人分)

■材料(2人分)■
そら豆:50g
スナップえんどう:6さや
絹さや:8さや
セロリ:1/4本
だし汁:2と1/3カップ
しらす:20g
みそ:大さじ1と1/2
ゆずこしょう:適宜

つくり方
(1)そら豆は、ゆでて薄皮を取っておく。スナップえんどうはスジを取り斜め切りにする。絹さやはスジを取る。セロリはスジを取り薄切りにする。
(2)鍋にだし汁とセロリを加えて火にかける。
(3)沸騰したら、中火にしてスナップえんどう、絹さや、そら豆を加え4~5分煮る。
(4)しらすを加え、みそを溶き入れて、器に盛り、ゆずこしょうをのせる。

 

たっぷり豆野菜の雑穀だんご汁

316kcal(1人分)

材料
■材料(2人分)■
そら豆:50g
スナップえんどう:8本
ねぎ:1/2本
しょうが:8g
温かい雑穀ごはん:240g
小麦粉:大さじ1
サラダ油:少々

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・だし汁:500ml
・酒:小さじ2
・みりん:小さじ1

グリンピース(さやから豆を出して):40g
しょうゆ:小さじ2
みそ:大さじ1

つくり方
(1)そら豆は薄皮をむく。スナップえんどうはヘタとすじを取り、斜め半分に切る。ねぎは小口切り、しょうがはせん切りにする。
(2)ビニール袋に雑穀ごはんと小麦粉を入れ、袋の上からめん棒や手で半分ぐらいつぶしながら、よく練り混ぜる。
(3)手にサラダ油をなじませ、(2)を8等分にして丸める。
(4)鍋にA、しょうが、ねぎを入れて火にかける。沸騰したら中火にして、そら豆、スナップえんどう、グリンピースを加え、(3)を1つずつ入れ、4~5分煮る。
(5)野菜に火が通ったら、しょうゆ、みそで味を調えて器に盛る。

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