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グルメな朝食とスパが待つ。次のパリ滞在はLAZ’へ。

  • 2018.5.16
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中心部に近い、サイズは小規模、おしゃれなインテリア、プールやスパなどの施設が充実……パリに新しくオープンするのは、こうした条件を充した魅力的なホテルばかり。2年の工事を終えて9区のミラン通りにできた56室のLAZ’(ラズ)もそのひとつ。ここは、さらに一歩進んで朝食のクオリティにとてもこだわっているのが新しい。例えばパンは9区のパン屋Landemaine(ランドゥメンヌ)から、ハム類などはフォーブル・サントノーレ通りの肉屋Nirvanaise(ニルヴァネーズ)から、チーズはQuatrehomme(キャトルオム)からというように、品質と美味を求めてパリっ子たちがわざわざ買い物に行くアドレスが選ばれているのだ。これからオープンするホテルは、朝食に食のブランドを集めるというLAZ’の素晴らしいアイデアをぜひとも見習って欲しいと思わずにはいられない。

56室のインテリアはガラスやレンガなどを素材に用い、ロフト風にまとめている。内装担当はステファニー・カイエ。

ビュッフェ朝食(19ユーロ)は6時30分〜10時30分(土日7時〜11時)。このほかシンプルなエクスプレス朝食(9ユーロ)もあり。朝食はホテル宿泊客以外の人も利用できる。

すべてフランス産のアルコールにこだわったバー。ハムやチーズの盛り合わせなどは、朝食と同じメゾンの品を使っている。

カクテルのお楽しみは17時〜23時。バーも宿泊客以外にも開かれている。

さて、アーバン・スパ・ホテルとうたうLAZ’である。宿泊客のためのウェルビーイング・フロアを紹介しなくては! プールは5×6mと小さいけれどジャグジーもあり、1日の疲れを癒すには充分。ハマムとサウナも備えているので寛ぎの時間が過ごせるし、ランニングマシンやバーベルは欠かせないというスポーツ・コンシャスの人のためのフィットネスルームも。そしてCodage(コダージュ)のスパがあって、と、眠るだけのホテル利用では惜しいので、ここに宿泊を決めたなら、ホテルで過ごす半日を予定に組み込もう。

深さ1.30メートルのプール、そしてフィットネスルーム、ハマム、サウナもある地下1階。

パーソナライズ・プロダクトで評判が高いCodage(コダージュ)のスパ。

56室のインテリアはロフト・スタイル。追求した内装は、まるで自宅にいるみたい!という気にさせるものだ。ボヘンミアンなモチーフと、デザイン家具でまとめられている。バルコニーのある部屋、屋上に12平米のテラスのある部屋、1階のレンガの壁のパティオ……目に入る植物は日本のカエデ、オリーブ、モクレンなどと、パリのグリーンとは趣を変えたセレクションが面白い。なお、16平米のテラスがある最上階のロフトは、サクレ・クール寺院の眺め!というおまけも付いている。

ところで、このホテルのLAZ’なる不思議な名前は、ホテルがあるのがSt .Lazare(サン・ラザール)駅に近い地区なので、その省略でLAZ’なのだそうだ。英語のlaze(安逸)にかけていて、のんびりと怠惰に過ごす時間を提案するレージー・ホテルなのだ。

部屋のタイプは、コージー(15〜18平米)、バルコニー付きコージー、エグゼクティブ(18〜24平米)、バルコニー付きエグゼクティブ、そして……。

広々としたテラス(12平米あるいは16平米)がついたロフト(33平米)。

自宅以上に寛げそうなホテルだ。

LAZ’ Hotel Spa Urban
17, rue de Milan
75009 Paris
tel:01 40 82 71
www.lazhotelparis.com

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