耳元にきらめく、お守りピアス 【30代からの名品・愛されブランドのタイムレスピース Vol.6 】

耳元できらりときらめくダイヤモンドピアスはぜひ30代で手に入れたいアイテムのひとつです。ジュエリーのなかでも、これまでご紹介したリングやブレスレットが自分を楽しませるアイテムだとしたら、耳元を飾るピアスは人から見られたときの自分の印象を左右するもの。だからどんな女性にみられたいのか？という視点も考えて選んでみて。

デンマーク発「ソフィー ビル ブラーエ」のピアスは絶妙なカーブのフォルムに魅了されて
特に大人の女性にふさわしいダイヤモンドのピアスは、顔周りを明るく華やかに見せてくれる上、透明感ある輝きが品もアップしてくれます。シンプルなデザインでいて、女性らしい印象の揺れるタイプやパール付き、憧れのブランドを象徴するアイコニックなものなど自分らしい印象づくりにひと役買う、10年後も愛せるアイテムがおすすめです。

【select point】
・さりげなくダイヤモンドがきらめくアイテムで、女性らしい品を添えて。
・10年20年と、長く愛用できるアイテムなので、自分らしさを追求して。
・シンプルでいて、なりたい女性像につながる少しアレンジが効いたデザインを選んで。

印象づくりにひと役！ 華奢なダイヤモンドピアス７選

【Tiffany ＆ Co.】エルサ・ペレッティがデザインするティファニーのシグネチャーコレクション“ダイヤモンド バイ ザ ヤード”からピックアップした、ベーシックな一粒ダイヤモンドはまず手に入れたいエッセンシャルジュエリー。ラウンドブリリアントカットの輝きが引き立つミニマルデザインとゴールドのトリミングが女性らしい魅力をアピール。何年たっても飽きることのないシンプルな輝きは自分のステージを上げてくれるはず。

ピアス（18KYG×ダイヤモンド0.1ct）¥112,000／ティファニー
問）ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 0120-488-712

【SOPHIE BILLE BRAHE】世界中のセレブリティーやデザイナーにもファンが多い、デンマーク・コペンハーゲンのジュエリーブランド「ソフィー ビル ブラーエ」。2007年に誕生し、ブランドのアイコニックなピアスは、ダイヤモンドが連なり、耳たぶに沿うような絶妙なシェイプが耳元で映えます。ダイヤモンドの美しさを味わえる、クリーンでシンプルなデザインは、モダンでセンスの良い女性を演出してくれます。

Petit Croissant de Lune ピアス（YG×ダイヤモンド計0.33ct）￥395,000（参考価格）／ソフィー ビル ブラーエ
問）ステディ スタディ TEL: 03-5469-7110

【Chopard】さりげない遊び心を演出したいなら、おすすめはショパールのアイコニックな「ハッピーダイヤモンド」コレクション。肌なじみのよいローズゴールドのハートに、ムービングダイヤモンドがくるくると揺れ動くデザインは、みんなの視線が集中！ ベーシックに使える小ぶりサイズのシンプルピアスでいて、他にはないユニークなスタイルは、確かな審美眼をアピールできそう。

ハッピーダイヤモンド アイコン ピアス（18KRG×ダイヤモンド0.1ct）¥290,000／ショパール
問）ショパール ジャパン プレス TEL: 03-5524-8922

【Piaget】ピアジェのシグネチャー的存在である「ポセション」からスウィングイヤリングをピックアップ。ダイヤモンドがついたピンクゴールドのチェーンが動くたびに揺れ、ほのかにフェミニニティを演出してくれます。回転する「ポセション」リングをイメージしたトップのスタッズイヤリングは単体でも身につけられて、2wayで楽しめるのも魅力的。様々なシーンや気分に合わせて楽しめるアイテムは、30歳からの頼れるパートナーに！

ポセション イヤリング（K18PG×ダイヤモンド）¥310,000／ピアジェ
問）ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874

【TASAKI】モダンでエッジが効いたしゃれ見えを狙うならTASAKIの「リファインド リベリオン」ピアスがおすすめ。デザイナーのタクーン・パニクガルが生み出すこちらのピアスは、オリジナルのカット「リファインド リベリオン」のように山型に強調したホワイトゴールドが個性を主張。女性らしいパールとのミックス感が絶妙です。ダイヤモンド部分をキャッチとしてもつかえる2way使用だから、清楚にもちょっぴりモードにもアレンジできてシーンを選ばずに頼りになります。

リファインド リベリオン シグネチャー ピアス（WG×あこや真珠7.5mm×ダイヤモンド0.09ct）￥286,000／TASAKI
問）TASAKI 0120-111-446

【Boucheron】スタイリストやファッション業界人も愛用者が多いブシュロンのアイコニックな「キャトル」を、あえて耳元にチョイスするのもおしゃれな選択。2色のゴールドとダイヤモンドで彩られたフープデザインは、女性らしい品格を存分に演出してくれます。パーティシーンにも使える華やぎのスタイルは、年齢を重ねても飽きのこないマイベーシックになりそう。

「キャトル ラディアント」イヤリング（WG×YG×ダイヤモンド）¥520,000／ブシュロン
問）ブシュロン カスタマーサービス TEL:03-5537-2203

【HARRY WINSTON】一生もののダイヤモンドピアスを手に入れたいのであれば、外せないのがキング・オブ・ダイヤモンドと称され、世の女性たちの憧れであるハリー・ウィンストン。満開のユリの花をモダンにアレンジしたリリークラスター・イヤスタッズは、身につけるだけで気品にあふれた大人の女性へと導いてくれます。ダイヤモンドのきらめきを味方に、きれいに歳を重ねていきたいものです。

リリークラスター・イヤスタッズ（YG×ダイヤモンド計約0.36ct）¥800,000／ハリー・ウィンストン
問）ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション 0120-346-376

■ティファニーの始まり
1837年、創業者のチャールズ・ルイス・ティファニー氏がニューヨークにステーショナリーとファンシーグッズのブティックをオープンしたのが始まりです。ティファニーが揃えた貴重な品々は、流行に敏感な当時の貴婦人たちをたちまち魅了、ヨーロピアンデザインの美学とは一線を画す、アメリカンスタイルとして注目を集めました。

「ティファニーセッティング」はブライダルリングの王道に
1848年には、貴族や退位した王族の稀少なダイヤモンドを数多く買い付け、本格的にジュエリー事業へ。その圧倒的な数とクオリティの高さから、チャールズは“キング オブ ダイヤモンド”と称されました。

1878年には南アフリカで発掘された世界最大級、最高品質を誇る287.42カラットのファンシー イエロー ダイヤモンドの原石を購入。128.54カラットのクッションシェイプ ブリリアントにカットされ、「ティファニー ダイヤモンド」と名付けられました。1886年には、今日のエンゲージメントリングのスタンダードである、6本の爪でダイヤモンドを支える「ティファニー セッティング」を考案し、ダイヤモンド オーソリティとしての存在感を世界にアピールしました。

エルサ・ペレッティによる「ダイヤモンド バイ ザ ヤード」コレクション
常にダイヤモンドの美しさを追及してきたティファニー。様々なシリーズを展開していますが、エルサ・ペレッティが1947年に生み出した「ダイヤモンド バイ ザ ヤード」はペレッティのデザイン哲学である、すべての装飾を取り払った純粋な形と美しいデザインが見事に表現されたシンプルなダイヤモンドジュエリー。本当に使える一粒ダイヤモンドは、ぜひ手に入れて長く愛していきたいですね。

文･菅原絢子