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『恋人と喧嘩なんてしない』それって実は自慢にならない?

  • 2018.5.15
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「私は恋人と喧嘩することなんてないな~」
なんてちょっと得意げに話す女性と出会う事があります。
でもそんな話を聞くたびに、それって大丈夫かなあと心配になってしまいます。


なぜなら、長続きするカップルの特徴の一つとして「よく喧嘩をする」というものがあるからです。
もちろん、全く喧嘩をせずに一生を添い遂げるカップルがいるのも事実。
でもほとんどの場合、喧嘩をしないカップルは長続きしないと言われています。

喧嘩をしないカップルが長続きしない理由

なぜ喧嘩をしないカップルが長続きしないかというと、不満を解消する機会がないからです。
誰かとお付き合いをしていれば、大なり小なり不満を感じることはあるはず。


「返信が遅い」
「片付けをしない」
「車道側を歩いてくれない」
「好きを言葉にしてくれない」などなど、人によって不満を感じる理由は様々ですが、何かしらの不満はあるものではないでしょうか。


喧嘩をよくするカップルは、不満を感じるたびにその都度相手に伝えています。
そしてそこから喧嘩に発展することが多いということですね。


でも、不満を感じた瞬間ってそこまで大きな憤りや怒りって感じないですよね。
『もっとこうしてくれたらいいのに』くらいの感情だと思います。
でもそういった小さな不満を吐き出さずに自分の中に留めておくとだんだんと蓄積されて大きくなっていってしまいます。


そうすると、いざその不満が爆発した時には即別れ話に直結、というような事が起こってしまうのです。
もちろん、不満がなくても何かしら喧嘩をしなさい!というわけではありません。
不満があるけどそれを吐き出さないのは良くないですよ、ということです。

尽くすと我慢は違う

「喧嘩をしない」ということを得意げに話す女性には「それは私が尽くすタイプだから」と思っている人が多いです。
また、「自分に非がある」と過剰に自分を否定してしまう人もいます。

もし少しでも不満を感じることがあるのに、それを抑えて相手の考えを尊重しようと思っているのなら、それは尽くしているのではなく我慢しているだけです。

また、「尽くす」という行為自体が男性からの愛情を冷めさせてしまうきっかけにもなることもあります。

尽くされると男性は飽きてくる

なぜ相手に尽くしていると男性からの愛情を冷めさせてしまうのでしょうか。


人の心理は不思議なもので、誰かに何かを与えてもらうことに喜びをあまり感じないそうです。
それよりも、自分が誰かに尽くしたり与えたりすることに大きな喜びを感じます。


また、尽くしてあげた相手に対しての愛情はどんどん増えていくとも言われています。
ちょっと難しい言葉を使えば、それは「認知的不協和」と言われています。


普通、自分が嫌いな人に尽くしてあげようとは思いませんよね?
だから人は誰かに尽くした時、無意識に『それは相手のことが好きだから』と思い込むようになっています。
尽くしている人を好きというのはおかしい、その気持ちを無意識に調整してしまうのが「認知的不協和」なのです。

最後はちょっと話が逸れてしまいましたね。
結局のところ、喧嘩もせずに尽くすだけでは相手に好かれることはできないということです。
むしろ自分が思っていることは伝えて「○○なのが嫌だから、こうしてくれたら嬉しい」という会話を積極的にすることで、男性の気持ちもよりあなたに向くようになりますし、不満をため込まないことで付き合いも長く安定して続くようになるのです。

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