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コンビニで新発売のお菓子があったら、買って帰って彼と一緒に食べよう

  • 2018.5.13
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コンビニに行けば毎回だいたい新発売のお菓子とかスイーツとかが売られていて、企業の人たちの思うがままにお金を吸い取られてしまっているわけですが、こんなシーンを1つとっても、恋をうまく楽しむことができる人とそうでない人との間では、違いが生まれてしまうのかもしれません。

ふたりで一緒に新商品を食べるって、ちょっとドキドキしない?

コンビニの新商品にいちいち反応して、思わずサッと手にとって、彼の待つ家へ、あるいは彼が次にお家に来るときまで大切に(ただし一個くらい味見しながら)保存。


これのどこが特別なのかと言われれば、「こんなにすごいんだよ!」と大声で言うほどのものじゃないわけですが、それでもこの行動には、きちんとたしかな幸せ要素が詰まっているように感じるんです。


はっきり言って、コンビニの新商品なんて、だいたいいつも「そこそこ」の感じで、別にそれを買うことでめちゃくちゃ大きな感動や感激が得られることが約束されてる、だなんてそんなことはないと思うんです。買って帰ってひとりで食べても「ふーん」くらいのリアクションで、もう次の日には忘れちゃってたり、そんな程度。


でも、これを彼とふたりで楽しむイベントにするだけで、いろいろ膨らんでくると思うんですよね。昔食べたお菓子の復刻版だったり、私か彼が好きなお菓子やスイーツの新しい味だったりすれば、「なつかしいね~」みたいに思い出話が拡がるかもしれませんし、「今までのとこっちのとどっちがおいしいかなぁ」みたいに盛り上がるかもしれません。


そしたらあなたの行動が功を奏して、彼から「今度は俺がなんか買ってくるね」と言ってもらえちゃったりして、毎日お家でデートをするのが前よりも少し楽しみになるかもしれません。


そして、それより何より、ふたりで一緒に、今までどちらも食べたことがないものを「はじめて」一緒に食べるという体験がすごく新鮮で楽しいんですよね。せっかくなんか買って行ってあげたのに、「ああ、前これ食べたわ。微妙だった」とか、ひょっとしたら最悪の場合「これ、元カノが好きだったんだわ」とか言われる心配なく(そんなことを言う人はそれはそれでちょっとアレですが)、「どんな味なんだろうねぇ」という素朴なドキドキを共有することが、単純に楽しい。

小さな幸せこそが、きっとロマンチック

まあ、上のはあくまで例なので、「そうです、コンビニの新商品が幸せの秘訣だったのです!」と大発見を披露するつもりはありません。


そういうことじゃなくて、
「好きな人と一緒なら、些細なイベントでもドキドキする」
という恋の効果を上手に使って、こういうなんでもない出来事を、ふたりが少しだけ心躍る瞬間に変えてしまえるセンス。


「こうやればきっと楽しい」と幸せのヒントを目ざとく察知することができるアンテナの張り方が、すごく素敵だなぁと思うんです。


たしかに、高価でなかなか手の届かないプレゼントや、ハッと息を飲むのような夜景や、そういった“大きな”イベントもいいかもしれません。


でも、「小さい秋見つけた」じゃないけど、もっと日常的で、しょぼくて、気を抜いていたら見逃してしまいそうな小さなヒントをきっかけにして、毎日のデートをほんのちょっとだけ楽しくしようとしてみる健気なマインドセット。


私が男子なら、きっとこういう女子のことを「ロマンチックな子だなぁ」と感じるはずですし、そういう「何もない(ように見える)ところから笑顔を作ることができる」カップルって、なんかすごく素敵で、すごく幸せだなぁと思ってあこがれるわけです。


デートが変化に欠けてて、ちょっと物足りないなぁ。
幸せ、ないかなぁ。
もしもあなたがこんなふうに思っているとしたら、実はものすごく近いところにその答えはあるのかもしれませんよ?(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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