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男性に尽くしすぎるとよくない理由とは

  • 2018.5.13
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「尽くす女は優しい女」
そんな勘違いをしている女性は多いのではないでしょうか。
実は男性に尽くすことは、女性の優しさではなく自己満足だったりします。
今日はその理由をお話しします。

男性に尽くすことは相手の能力を否定しダメにする

尽くすということは、相手の抱える問題について首を突っ込むこと。
すなわち相手の問題解決を勝手に手伝っている行動を指します。
例えば、自分は住んでいないのに彼の部屋を掃除してあげたり、頼まれてもいないのに彼の仕事場にお弁当を持ってきてあげたり。
本来、彼の部屋は彼が自分で掃除できるし、昼食だって自分で用意できるでしょう。
尽くすという行為は相手の「自ら問題を解決できる能力」を無視しているに等しいのです。
彼は自分でできる事を人にされてしまうことによって、自分自身が「できない人間」という錯覚に陥ります。
更に人間は常に新しいことに慣れていく習性があります。
尽くされることに新鮮味を感じなくなり、彼女の尽くす行動が習慣化することで、彼は尽くされることに感謝をしなくなってしまいます。
やがて彼は尽くしてくれる彼女の傍では行動することを辞めてしまうでしょう。
尽くすことで相手の男性がダメ男になる原理はそこにあります。

尽されることに対する男女の考え方

最初の頃は女性の献身的なアピールに男性は惚れ惚れするかもしれません。
なぜなら女性にそれだけ尽くされている自分に価値を感じるからです。
男性は価値ある女性に対して何かを与え、尽くしてその女性の気を惹こうとします。
その事から「尽くされる=価値がある」と思いがちなのです。
しかし女性は相手の価値とは関係なく、相手に向けられた自分の愛情によって尽くし始めます。
女性にとっては「尽くされる=愛情を持たれている」という思考なのです。
その為、男性が尽くされるほどに態度が大きくなってくる理由が理解できません。
男性は尽くされれば尽くされるほど「自分にはその価値がある」と勘違いします。
尽くされるほど「愛されている」と感じ、相手に愛情を返したくなる女性とは正反対なのです。

尽くす女性が男性に浮気をされる理由

尽くされている男性は心のどこかで自分は何もできないという劣等感があります。
その一方で尽くされることで「それなりの価値がある男」と勘違いをしている側面も持ち合わせています。
この二つが合わさった時、その男性は新たな女性を追うようになります。
何もできない自分への劣等感を拭ってくれて、自分の能力を肯定し認めてくれる別の女性に惹かれ始めるのです。
そして「自分は尽くされる価値のある男」という勘違いの自信があるため、女性に積極的に近づくことができます。
よって、別の女性と上手くいってしまうことが多く、尽くしていた彼女は浮気をされやすいのです。
「あれだけ尽くしたのに!」と思っても後の祭りなわけです。

おわりに

いかがでしたか?
この記事に自分が当てはまる場合、早急にかつ自然に彼に尽くすことをやめてみてください。
彼があなたに何かしてくれたことに関して彼に感謝をするスタンスに変えていくことができれば、彼の失われていた自己肯定感も少しずつ戻ってくるでしょう。
男性の自己肯定感を高めてあげることこそが、本来の女性の役目なのです。(杉子/ライター)
(愛カツ編集部)

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