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ディオール、珠玉のニットができるまでを特別公開!

  • 2018.5.11

ただいま世界中のディオール ブティックで展開中の2018春夏コレクション。今季は、アーティスト、ニキ・ド・サンファルの「Les Tirs(射撃絵画)」と名付けられたシリーズ作品からインスピレーションを得ていることでも話題を集めている。ニキ・ド・サンファルは、ライフルを使った独創的なパフォーマンス絵画の制作の際に、ジャンプスーツやカラフルなコンビネゾンといった、射撃競技の典型的な装いをしていたことでも知られている。そんな点から着想を得て生まれた、今季のディオールのニットウェアは、ニット制作において革新的なサヴォワールフェールを誇り、30年以上にわたってディオールとコラボレーションを行なっているイタリアのアトリエに依頼。そのなかでも特に注目は、熟練職人の手と最新のコンピュータ技術の革新から生まれた、シームレスな上下ひと続きになったジャンプスーツ。これは、異なる6つ以上のステッチをひとつひとつ編み込み、ひと続きに編み上げるために設定したプログラムで、3万3千のステッチラインをひとつひとつ完成させるという複雑な工程を実現したもの。1体を作り上げるのに、9時間のニッティングに5名の職人を必要とし、各カラーごとに約1kgのビスコース素材を使用するといった斬新な制作方法のため、機械編みのニットウェアとは思えないほどの時間と手間がかかっている。それはディオールの革新、伝統、芸術、フェミニズムといった今季のコレクションの精神が調和する世界を表現するものだ。ぜひ、動画でもその過程をチェックして!

織り上がったジャンプスーツに職人がジャカード製の「Christian Dior J’adore」をセットしていく。

ランウェイで披露されたジャンプスーツ。日本では、ミニジャンプスーツで展開。¥356,400

 

●問い合わせ先:
クリスチャン ディオール
tel:0120-02-1947
www.dior.com

 

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