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「彼氏への依存」がやめられない女子が本当にすべきことって?

  • 2018.5.9

大好きな彼氏を想う時間って幸せですよね。でも、恋をしたとたんに彼氏一色の生活になってしまうと、辛いことも増えてきます。勉強や仕事が手につかなくなったり、LINEの返信が1時間ないだけで不安になる、彼の男友達にまで嫉妬をする始末・・・。彼氏に愛されている実感がないと不安に押しつぶされてしまうのは、依存をしている証拠かもしれません。
彼への依存をやめて楽しい恋愛をするにはどうすればいいのでしょうか。一緒に考えていきましょう。

■彼氏と距離を置くだけでは、依存はやめられない

彼氏へ依存している自覚がある人は、これまでにもいろんな対処法を試してきたことでしょう。LINEの頻度を少なくするとか、仕事や勉強に打ち込む、友達との時間を大切にする、新しい趣味を始めてみるといった方法がいろんなところで紹介されていますよね。
もちろんこうした対処法にも一時的な効果はあるけれど、ただ「彼と離れている」だけではやっぱり根本的な解決にはなりません。距離をおいたその時は忘れることができても、しばらくするとまた彼への気持ちがあふれてきます。もしくはそれ以前に、彼からの返信がたった1通来ないだけで、勉強や趣味に打ち込んだり友達と会う気力すらなくなってしまう、なんてことになるのが、依存の状態なんですから。

■依存してしまう本当の要因は「不足感」だった

彼氏への依存を本当にやめたいなら、すぐに対処法を実践する前に、依存をするのは「なぜなのか」を知っておく必要があります。たしかに具体的な原因は人それぞれでしょう。両親からの愛情を感じられなくてその分を彼氏に求めているのかもしれないし、毎日がどこか味気ないから彼氏といることで充実させようとしているのかもしれません。でも、すべての依存に共通して言えることがあります。
それは、自分にないものを彼氏に求めている、ということ。
つまり、依存状態にある人は、自分には何かが足りていないという「不足感」をいつも抱えているのです。何かが足りないから、どうにかして恋人という身近な存在に補ってもらうとするのです。もちろん、補い合える関係というのは素敵なもの。でも、それが苦しくなっているのなら、もはや健全な関係とは呼べませんよね。

■彼に求める前に、自分を満たしてあげよう

自分には何かが足りないという不足感は、他人に依存をしても本当の意味で補われているとは言えません。依存の対象がいなくなってしまうと、足元がぐらついてまた不足感がやってきます。そうしてまたそれを満たしてくれる誰かを見つける・・・ このループから抜け出すには、自分自身で自分を満たしてあげなければいけません。
自分に「ないもの」を他人に頼らず満たすコツは、まず自分を100%肯定することです。両親から愛情を受け取って「いなかった」こと、毎日が充実して「いない」こと、自分に「ない」という状態は、今の自分にとっては事実です。いやかもしれないけれど、それがありのままのあなたなんです。だから、それを否定するのではなく、そこから逃げるのではなく、まずは受け入れてみてください。それでもいいんだ、と認めることが大切です。
たとえ気に入らなくても、決して自分に「欠けているもの(欠点)」とは思わないこと。「ない」部分も含めて100%の自分なんだから、それを「埋める」のではなく「磨いて」いくことに意識を向けるようにしましょう。そうすれば、もう誰かによって自分を満たしてもらう必要はなくなります。

■さいごに

恋愛とは本来、対等なもの。どちらかが依存している関係がうまくいかないのは、依存するほうもされるほうも息苦しいからです。必要以上に彼を求めてしまうあなたが苦しんでいるのと同じくらい、彼のほうも「自分の何かが吸い取られていく感じ」がして辛い思いをしています。それは、彼自身のアイデンティティが、相手の不足を埋めるために利用されているから。
自分自身を満たせるのは、自分だけです。彼氏の存在は、人生をもっと楽しいものにするための「おまけ」にすぎないんです。そう考えるとちょっと楽になりませんか?
いいかえれば、今の依存がどんなに辛くても、自分次第で克服できるということなんですよ。(矢野ふみ/ライター)
(ハウコレ編集部)

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