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「コンプレックスのせいで恋愛ができない」と思っている女子に伝えたいこと

  • 2018.5.8

どんな人にだって欠点はあるもの。それは容姿や性格の一部だったり、学歴や生い立ちに関するものかもしれません。改善できる欠点なら努力をすればいいけれど、見た目や家庭環境など、自分ではどうしようもないものもありますよね。


そんな欠点はコンプレックスとなって、何をするにも自信を奪い去ってしまいます。「異性からどう見られているか」をどうしても意識してしまう恋愛は、その代表例です。欠点が気になって恋愛ができないと悩んでいるみなさんへ。今回は、コンプレックスとの上手な付き合い方についてお伝えしたいと思います。

「どうしようもない」からこそ、手放せる

そもそも「コンプレックス」とはなんだろうと考えたとき、まず言えるのは「今この時点ではどうしようもないもの」だということです。たしかに、見た目のコンプレックスなら手術をして克服するのも不可能ではありません。でも、今この時点においては「どうしようもない」ことなんです。そうだとすれば、どうにもできない欠点にずっとしがみついている時間は、やっぱりもったいないですよね。だったらいっそのこと、コンプレックスなんて手放してしまうほうがずっと楽になります。


まずは、「隠さないと笑われるかもしれない」という恐怖から、ほんの少しの勇気を持って抜け出してみましょう。そして、そのコンプレックスについて考えるのをいったんストップしてみるのです。もし、それが治すことのできる「欠点」や「短所」なら、改善の努力をしないのは怠けているとみなされるかもしれません。でも、あなたのコンプレックスは「どうしようもない」のだから、努力をやめたところで誰にも責められないのです。


そう考えると、自分のコンプレックスを責めているのはほかでもない自分自身だったことに気がつくはずです。

自分の「いいところ」をたくさん見つけてあげよう

どんな人にも欠点があるのと同じように、長所だって必ずあります。コンプレックスを抱えていても、違うところに意識を向ければ長所と呼べる「いいところ」は絶対にあります。自分に自信のある人は、自分の「いいところ」をちゃんと知っています。ほかに欠点があったとしても、その「いいところ」をきちんと把握しているから引け目を感じることもありません。


どんな些細なことでもいいんです。遅刻をしない、約束を守る、空気が読める、まつげが長い、爪の形がきれい・・・ そんなところだって「長所」なんです。どうしても難しいときは、短所を裏返してみてください。容姿が整っていないなら親しみやすい顔立ちだと言えるし、背が高くて悩んでいる人はスタイルのよさが長所になりますよね。あがり症だって可愛らしいし、口下手な人は聞き上手です。それに、自分の欠点に向き合っている人は、卑屈にさえならなければ、他の人が抱える悩みや痛みを自分ごとのように理解できる優しさを持っています。


これも立派な長所です。こんなふうに、毎日少しずつでもいいので、自分の「いいところ」を探してみてください。すると不思議なことに、だんだん自分のことが愛おしくなってきます。コンプレックスを克服するには、自分を好きになるプロセスが不可欠です。「欠点はあるけれど、いいところもたくさんある自分」をそのまま認めてあげましょう。そうしてはじめて、男の人にも認めてもらえて、恋ができるんですよ。

おわりに

コンプレックスを手放して、欠点を含めたありのままの自分に向き合ってきた「自分好き」の女子たちは、見た目や生い立ちがどうであれ、まぶしいほどきらきらしています。そんなところは、男子だってちゃんと見ています。もしかすると今はまわりの目を気にして、かっこつけて見た目のいい子ばかりをちやほやするのかもしれません。でも、本当に魅力的な女性を「かわいい」とか「きれい」とかいう言葉だけで表現できないことは、きちんと知っています。恋愛を遠ざけるはずのコンプレックスは、上手に対処さえすれば、あなたの魅力を引き出す味方にもなってくれるんですよ。(矢野ふみ/ライター)


(ハウコレ編集部)

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