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“夫婦のお財布”どうしてる? みんなの家計管理の実態を調査!

  • 2015.1.30
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“夫婦のお財布”どうしてる? みんなの家計管理の実態を調査!

「家計のやりくり、みんなはどうしているんだろう」と、ふと気になるときってありますよね。「生活費は折半でいいの?」「貯金はどうやってする?」「旅行代はどこから出す?」などなど、気楽な独身生活に比べて複雑で、悩みがつきない結婚後の家計管理。そこで今回は、読者の家計管理についてアンケートを実施! その結果を発表しちゃいます。

●昔も今も、家計管理は妻の役目?

今回の読者アンケートには、短期間にもかかわらず100人を超える方から回答が寄せられました。やはり「家計管理」というのは、それだけ大切なことであり、多くの方が興味を持っている話題のようです。

まず、「夫・妻どちらが、家計のやりくりをしていますか?」という質問では、

・妻……71.8%

・夫婦2人……22.2%

・夫……6.0%

と、「家計管理は妻の役目」という家庭が7割以上と圧倒的。

20代から50代まで幅広く回答をいただきましたが、どの年代でも「やりくりは妻」という回答が7割近くに上りました。意外にも(?)昔から変わらぬスタイルを選んでいる人が多いようです。

続いて、「今の夫婦間の家計管理に満足していますか?」という質問では、

・はい……68.4%

・いいえ……31.6%

と、3分の2以上の方が「満足している」との答え。

さらに分析してみると、いちばん満足度が高かったのは「夫婦2人で」やりくりしている家庭で75%。次が「夫」で71.4%、「妻」は66.3%という結果になりました。夫婦で家計管理をしている家庭の満足度が高いのは、2人で話し合いながら決めているからでしょうか。

一方、満足度がいちばん低かったのが、「妻が家計管理をしている」という家庭。自分が家計を握っているのに、不満を感じる人が多いのは、なぜなのでしょう。分析は続きます。

●「夫の暴走をどう抑えるか」が家計管理のカギ!?

コメントを見てみると、「妻が家計を管理する」という昔ながらのスタイルはやはり安定感があるようで、満足している人も多いようす。

「私がすべて管理しているので家計が透明(はなちゃん/38歳/結婚3~4年目)」

「2人で話し合ってお互いにとっていい方法を決めたので(あさじ/33歳/結婚1年未満)」

「貯金ができているので、安心感がある(きち/32歳/結婚3~4年目)」

…など、生活費と支出とのバランスをしっかり妻側で管理できるメリットがうかがえます。

ただ、このスタイルは「夫の小遣い」という部分が時に波乱の原因となることも。

「お小遣いが足りないのか、ガソリン給油時に割引率が高いので使って、と渡したクレジットカードでガソリン以外を勝手に買い物してくる(かれん/39歳/結婚10年以上)」

「旦那が無駄使いをするためキャッシュカードとクレジットカードを取り上げた。すると口座振込みでネットショッピングしていることが発覚! もちろんあとから大喧嘩!(tomatogate/37歳/結婚2~3年)」

おいおい…とツッコミたくなりますが、これはまだまだカワイイほう。

「私が実家に帰省している間に夫が保険の積み立て部分を引き出してしまった。あとで通知が来てビックリ(ここあうさぎ/46歳/結婚10年以上)」

「夫の会社に給料振込の第2口座があるのを最近知った。もちろん喧嘩になったが、俺のへそくりだと開き直られた(健康母/39歳/結婚10年以上)」

このように、あの手この手で妻の目をかいくぐろうとする夫もいるようです。このあたりが、「妻が家計管理をする家庭」での不満の原因になっているのかもしれません。家計のためには、夫への監視の目はゆるめないほうが、あとで大喧嘩にならずに済みそうですね。

●「夫婦共有のお財布」を用意している家庭はほぼ半数

結婚生活では、生活費をどのように分担するかが難しい問題の1つ。仕事をしているのがどちらか一方ならシンプルですが、共働き夫婦の場合はよく相談して決める必要がありますよね。2人の収入をすべてまとめて管理するのか、食費や光熱費などの費目別に分担するのか、それともそれぞれ一定額を出し合って「共有のお財布」をつくるのか…?

「夫婦共有のお財布はありますか?」という質問では、「はい」が54.7%、「いいえ」が45.3%と、ほぼ半々の結果になりました。

その割合を結婚してからの年数別に見てみると、「結婚1年未満」では52.6%、「2~5年目」では57.5%と、半数以上が「共有のお財布」を用意していました。ところが、5~10年目」では一転して34.6%、「10年以上」39.4%と激減。

結婚して間もない夫婦は共有のお財布を用意していますが、結婚5年目あたりからその率が下降しているようです。ある程度お互いの支出パターンがつかめてきたために共有の財布をやめるといったパターンや、子供ができて余裕がなくなったなど、いろいろな状況が考えられます。

理想の家計管理方法は、夫婦によって、またその時々の事情によって変わっていくのでしょう。ただ、今回のアンケートでわかったのは、現状の家計管理に満足している人は、やはり2人で話し合っている傾向があるということ。お金のことは夫婦であっても話しにくいものですが、きちんと向き合うことが“理想の家計管理”に近づく第一歩なのかもしれません。

※アンケート実施期間:2014/6/11~6/25、有効回答数:121、シティリビングWeb調べ

<文:関谷知生>

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