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お正月太りも解消! アメリカ発「バターコーヒーダイエット」がジワジワきてる!

  • 2015.1.30
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お正月太りはこれで解消!? アメリカ発「バターコーヒーダイエット」がジワジワきてる!

今、アメリカで「バターコーヒーダイエット」なるものが大ブームなのだそう。ダイエットとは無縁のイメージがある“バター”を入れたコーヒーでなぜやせるのか? ダイエットの最新トレンド、バターコーヒーダイエットについて調べてみました!

●そもそも「バターコーヒー」ってどんなもの?

「バターコーヒーダイエット」とは、毎朝、朝食代わりに1~2杯のバターコーヒーを飲むだけで、心身ともに活性化し、頭の回転が冴えて、なおかつ減量できるという夢のようなダイエット。今、アメリカではトレンドになっていて、セレブやスターがこぞって実践しているそうです。なかには、約40kgものダイエットに成功した人もいるのだとか。

さて、その気になる「バターコーヒー」とは、いったい、どんな飲み物なのでしょう。

考案したのは、アメリカのIT企業家デイヴィッド・アスプリー氏。同氏は、「バレッドプルーフコーヒー(Bulletproof Coffee、防弾コーヒーの意味)」と呼んでいます。

レシピはとってもシンプル。

カップ1杯分のコーヒーに、ティースプーン1~2杯分のバターと、同じくティースプーン1~2杯分のMTCオイル(ココナツオイルに代表される中鎖脂肪酸オイル)を入れるだけです。

普段、コーヒーに入れているミルクが、バターに代わるイメージでしょうか。

ポイントになるのは材料。コーヒーはオーガニックで良質なものを、ココナッツオイルは未精製のヴァージンココナッツオイルを選びましょう。

そしてもっとも大事なのが、「グラスフェッドバター(無塩)」と呼ばれる特別なバターを使うことなんです。

●脂肪たっぷりのバターで痩せるのは、なぜ?

グラスフェッドバターとは、100%牧草だけで育てられた牛から作られるバターのこと。

現代では、普通の乳牛は効率よく栄養を摂らせるため、ほぼ穀物飼料で育てられていますが、もともと牛は草を食べて生きる動物。本来の食事を与えて育てた牛を「グラスフェッド牛」と呼びます。

普通の乳牛のバターは、中性脂肪やコレステロールを増加させるといわれる飽和脂肪酸の代表選手のような食品で、それゆえに健康を気にする人から敬遠されがちなわけですが、グラスフェッドバターは逆に中性脂肪やコレステロールを減らしてくれる不飽和脂肪酸を多く含むそう。

このグラスフェッドバターを使うからこそ、バターを入れても痩せるというマジックが可能なんですね!

また、ココナツオイルに代表されるMTC(中鎖脂肪酸)オイルも、エネルギーになりやすく代謝を活発にするとされ、近年ダイエット界で人気です(詳細はこちら)。

このように良質な油脂分をたっぷり含むうえ、バターコーヒーは濃厚な味わいで腹持ちが良く、間食を減らす効果もあるそう。それゆえ、ほかに運動などをしなくても、健康的に痩せることができるといわれているんです。

●課題はグラスフェッドバターの入手先

「そんなに良いダイエットなら今すぐ試したい!」と思いますよね。とくにお正月太りが気になる今、すぐに始めたいという人も多いはず。

ただ、ちょっと難易度が高いのが、グラスフェッドバターの入手方法。今のところ、国内のお店や通信販売ではほとんど扱われていないようです。一部グラスフェッド牛を育てている牧場で作っているところもあるようですが、その数は極めて少ないよう。

その数少ない国産グラスフェッドバターを入手するか、放牧重視で穀物飼料を厳選したフランス産のAOCバターなどでも代用できるようです。慣れた人ならアメリカからの個人輸入も可能かもしれません。

しかし、これからますますバターコーヒーに対する注目度が高まれば、扱う業者も出てくるかも! 品不足になってから慌てないように、アンテナを張っておきたいですね。

<文/市川裕子>

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