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【辺見えみりさんインタビュー】ミュージカル『アニー』で、母娘2代で同じ役に!

  • 2018.5.7

「同じ役をできる」のも、二世だからこそ!

今回辺見さんが演じるハニガンは、お母様、辺見マリさんが2006年に演じた役。母娘で同じ役を演じることで、とても思い入れは強いそうです。

「アニーは子どものころから、何度も見てきた大好きなミュージカルです。12年前には母がハニガン役を演じ、それを観て以来、『私も、この役を演じたい』という思いがありました。でも、当時は20代。まだ役に見合う年齢ではなかったので、『いつかはこの役をやる』というのが、私の一つの夢でもありました。だから、今回、オファーをいただいたときは、“ついにきた!”と、喜びも感激もひとしおでした」(辺見さん)

日本テレビ主催のアニーは1986年に上演をスタートし、2018年で33年目を迎えるロングラン作品。12年の時を経て、母娘2代で同じ役を演じることは、同ミュージカルの歴史の中でも初めてのことです。

「母娘2代で『同じ役』を演じられるのは、本当に貴重な体験だと思います。母娘2代で同じ役を演じられるのは、“二世”だからこそ。20年余の芸能生活の中で、初めて“二世”でよかったなぁと思いました。母も、私がハニガン役をやりたいことは知っていたので、決まったときはとても喜んでくれました」(辺見さん)

パワフルな物語の中で演じられることが、楽しみ!

 

アニーはアメリカで1976年に初上演。77年にはアメリカ演劇界の最高の賞といわれるトニー賞で7部門を受賞した、不朽の名作です。
舞台は1930年代初め、大不況真っ只中のニューヨーク。誰もが希望を失っている中、孤児のアニーが逆境の中でも希望を失わず、明るく前向きに生き、未来を切り開いてきます。
さまざまなことが次々と起こる波乱万丈な人生の物語ですが、その中で明日を信じて力強く生きる姿勢、家族の大切さなど、たくさんのメッセージが込められています。
日本では1986年から上演が続き、オリジナル作品を尊重しながらも、時代背景を知らない人でも理解ができる内容に整理されているので、幅広い世代で楽しめるミュージカルとしてその人気を不動のものにしています。

「ミュージカルというと、『楽しめるのかな』『理解するのが難しいのでは』と思う人も、多いと思います。そんな中、アニーはとてもわかりやすいストーリーだと思います。もちろん、お子さんでも楽しめますし、大人の心にも響くミュージカルです。私自身も、実は難しいミュージカルはちょっと苦手なんです。でも、このアニーを観てミュージカルが好きになりました。受け入れやすい内容なので、ミュージカル初心者でもおすすめです」(辺見さん)

アニーは子どもの夢が叶っていく、前向きな物語。「パワーが溢れる物語の中に入り込んで演技ができることは、とても楽しみです。ワクワクしています」と辺見さん。

現在、公演中のミュージカル「アニー」。舞台になじみがない方もぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

(舞台情報)
『丸美屋食品ミュージカル「アニー」』
東京公演4/21~5/7(新国立劇場 中劇場)、福岡公演8/4、5、大阪公演8/9〜14、新潟公演8/26、名古屋公演8/31〜9/2
●東京公演チケットは、キョードー東京、日テレゼロチケ、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、CNプレイガイド、楽天チケット、セブン-イレブンで取り扱い

 

撮影/布川 航太 取材・文/柿沼 曜子

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