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挙式は5月19日。メーガン・マークルが纏うウエディングドレスのブランドを大予測!

  • 2018.5.5
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Photo: Alexi Lubomirski
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「大胆、もしくはロマンティックなものが好き」

インビテーションやケーキetc... ロイヤルウエディングの詳細が明らかになるにつれ、最も世の中が気になるのはメーガン・マークルが着用するウエディングドレスを誰がデザインするかだろう。彼女は、ヘンリー王子に出会う前に自身のファッションの好みについて話していた。2016年に『グラマー』誌のインタビューでは自らのスタイルについて質問され、「一番大事にしているのはクラシカルでシンプル、そして現代的なひねりを効かせることかしら」と答えている。

さらに、ウエディングドレスについては、「大胆なもの、あるいは、さりげなくロマンティックなものが好き」とも述べている。彼女は、フランス発の「デルフィーヌ・マニヴェ」とギリシャブランドの「クリストス・コスタレロス」のブライダルデザインを「独自性と美しさ」があると賞賛し、「エリー サーブ」や「ジェイ・メンデル」も「ディテールが凝っていて華やか」だと明言した。

メーガンはこの歴史的なドレスを通して、英国のファッションブランドとアメリカンブランドのどちら側の知名度を上げるかという選択権を持っている。上記に紹介した彼女が好むデザイナーたちの指名の可能性は低いかもしれない。しかし、名前の挙がったデザイナーの作品は彼女のスタイルの方向性を理解するヒントとなる。

これまでの彼女のスタイルを振り返ると、エフォートレスなニットやワイドパンツ、ミディ丈のスカートを好んで身につけてきた。鮮やかなカラーよりはニュートラルなものを選び、また、体に沿うドレスよりリラックス感のあるツーピースの出番が多い。

彼女が選ぶミニマルで着心地重視のスタイルは、我々が目にするクラシカルな王室ファッションよりも最旬のトレンドが盛り込まれている。それは彼女の出身地カリフォルニアを思わせるものだ。自身の晴れの日を普段と変わらぬテイストで準備を進めているのか、それとも、周囲をあっと驚かせるサプライズを用意しているのか。

指名されたデザイナーは大きなプレッシャーを感じるだろう。と同時にイギリス王室御用達ブランドの承認を得れば、ブランドの知名度と売り上げが上がることは想像に難くないだろう。ここではイギリス王室やメーガンとゆかりのある6つのブランドを紹介しながら予想してみたい。

ラルフ&ルッソ 婚約ドレスを手がけ、一気に最有力候補へ。

オーストラリア人のタマラ・ラルフとそのパートナーであるマイケル・ルッソは、今回のウエディングドレスにおいて最有力候補と見られている。今年の3月半ばにブックメーカーがウエディングドレスのデザイナーに関する賭けを一時的に中止したほどだ。(その後、他の候補者の噂が流れた直後に賭けは再開し、オッズは1/3へ下がった。) ラルフ&ルッソは2007年に創業。英国のブランドとしては初めてパリ・オートクチュールコレクションの公式スケジュールに招待された実力派だ。

メーガンはそんな彼らのファンだったという。婚約記念のツーショット撮影ではラルフ&ルッソのモダンなデザインのドレスをセレクト。トップスは透け感のある素材にゴールドの刺繍を施し、ブラックのスカートはフリンジのティアード仕様だった。ハイエンドなブランドとしての位置づけも高く、噂によるとこの婚約ドレスの費用は£56,000(約35万円ほど)。メーガンはお気に入りのデザイナーを世界に広めるために、彼らを起用するかもしれない。しかし、肌の露出度が高いウエディングドレスは、エリザベス女王のお許しが得られるのかどうか疑問が残る。

アレキサンダー マックイーン キャサリン妃と同じブランドを選ぶ可能性は?

サラ・バートンが舵を取るイギリスを代表するブランドは、メーガンの義理の姉になろうとしているキャサリン妃のウエディングドレスを手がけたことでも有名。「ドレスはパーフェクトで大成功」と当時『ニューヨーク・タイムズ』紙も報じたほど。 

その後の7年間、バートンはキャサリン妃の行事用の正装を数多く担当しているが、義理の妹になる人物のドレスとなれば、キャサリン妃との距離の近さが、アレキサンダー マックイーンにとっては逆風となるかもしれない。すでにキャサリン妃の影響力の大きさを十分に意識しているメーガンが、晴れ舞台で彼女と同じブランドを選ぶ可能性は高くはないかも?

ヴィクトリア ベッカム メーガンのミニマル志向にはぴったり。

真偽のほどは別として、英国のタブロイド紙によれば、以前はポッシュとして知られていたヴィクトリア・ベッカムがメーガンと知り合いになり、美しさの秘訣をめぐって意気投合。二人は度々ロンドンとLAで会っているようだが、果たしてウエディングドレスの打ち合わせをしているのだろうか? 

ヴィクトリアはこれまでにウエディングドレスを手がけたことはない。しかし、ミニマルかつフォルムを重要視する美しいコレクションは、メーガンが目指すロイヤルファッションと一致するはずだ。

アーデム ドラマ『スーツ』が共通点に。現代のプリンセス像を打ち出せるか?

アーデム・モラリオグルは英国のファッションシーンで愛されている人物であり、最近はキャサリン妃のお気に入りでもある。最近では、スカンジナビアの王室外交でアーデムのデザインによる2着を纏っていた。彼はファッション批評家の目を持つ熟練の職人で、イギリス人ではあるがカナダ・トロントでファッションを学んだ。

それはメーガンが人気ドラマ『スーツ』の撮影中に故郷と呼んだ街である。彼女は2017年の『ヴァニティ・フェア』誌のカバーストーリーでアーデムについて「何年もお世話になっているデザイナー」だと話している。彼のデザインは華やかで手が込んでおり、現実を超越している。しかし、誰もが思い描くプリンセスらしさの表現には少々欠けているかもしれない。とはいえ、彼女が長年信頼を寄せてきただけに“大逆転”は十分にあり得るだろう。

アマンダ ウェイカリー ダイアナ元妃も愛したイギリス王室ともゆかりのあるブランド。

メーガンは先日、公務コモンウェルス・デーの式典に出席する際、アマンダ ウェイカリーのコートとドレスを選んだ。アマンダもアーデム同様イギリス人で、ウエディングビジネスを確立しており、自らのデザインの美しさを「爽やかで華やか」と表現してる。

ブランドを設立して25年以上が経ち、これまでもイギリス王室とは長い付き合いだ。アマンダがキャリアをスタートさせて間もない頃、ダイアナ元妃が彼女がデザインしたエメラルドグリーンのツーピースを着用している。今回、圧倒的に目を引く候補者ではないが、可能性は捨て切れない。

ジェニー パッカム ノスタルジックなデザインが得意でキャサリン妃も愛用。

ロンドンを拠点とするジェニー パッカムも、キャサリン妃のお気に入りのブランドだ。彼女が2人の子供を世間にお披露目した時に身につけたことでも知られている。ジョージ王子を連れての退院の際はホワイトのドット柄ドレス。また、シャーロット王女の時は、イエローのフラワー柄のアンサンブルを纏っていた。

さらにキャサリン妃は、アメリカとの公式晩餐会や英国アカデミー賞など歓迎式典の衣装をジェニーに任せてきた。懐古的なムードが特徴で、NYブライダルコレクションでも常に作品を発表。それゆえ、メーガンの故郷アメリカの人々の関心を引くブランドでもあるのだ。
参照元:VOGUE JAPAN

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